こんにちわどうも、てんたまです。
オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第25話書きました。
話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。
今回25話あらすじ
毒霧を突き進み、いるかも知れないで伝説の呪族の王女に会いに行く魔王たち。
毒の大地に奥深くに潜むのは本当にその女王なのか?。
分かりやすい魔王x勇者物とSS形式の小説、そして3000文字程度の短い文章でまとめた、大変お気軽に見れる物となっていますので、興味が惹かれましたら、良かったら読んでみてくださいませ~。
・前回
オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 24話 魔王「呪族の女王に会いに行きましょう」 - 小説書きながら気ままにオタライフ
・一話から
オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」 - 小説書きながら気ままにオタライフ
25話冒頭
勇者「チッ…! 当然だけど視界が悪いな…」
神官妹「まあ毒霧の中歩いているんだから当然だけど」
神官姉「前…見えない」
魔王「あの…」
勇者「何?」
魔王「何故皆さん、こんなに僕にくっついているんでしょうか?;」
勇者「はあ? 毒霧を防ぐために決まってるじゃん」
神官妹「失礼ながら同意です」
神官姉(魔王ちゃんの近くが良いから♪)
魔王「いや…か弱い神官さんたちなら分かりますが、勇者さんは独自の結界魔法を張れば良いんじゃ無いですか?」
勇者「はあ? 差別すんなし」
勇者「それにあんたが結界張ってればアタシが楽できて良いじゃん」
魔王「は、はあ…;」
勇者「何だよ嫌そうな顔だな、マジちっちぇ~~~」
勇者「男だったら何も言わず、女の子にはそんぐらいしろし」
魔王「は、はい;」
勇者(呪族の王女と戦わせた時、共倒れしやすいように力を少しでも削って置かないといけないからな…)
勇者(でも、このくらいじゃこいつにとって何でも無いかも知れないな…)
勇者(もう少し力を使わせるように仕向けられないかな…そうだ!)
勇者「あ~この結界の中空気ワル! もうちょっときれいな空気に清浄してくんね?」
魔王「え? そ、そうですか?」訝しげ
勇者「そうだよ! ほら早く!」
魔王「は、はい…こんな感じかな?」パチッ(指パッチン)
一同「!」
神官妹(な、何この澄んだ空気はっ!)
勇者(マジかよ…空気吸って旨いとか感じたの初めてなんだけど…)
神官姉「魔王…ちゃんの空気美味しい♪」
魔王「あ、ありがとうございます」
勇者「はああああ…」マンゾク
魔王「こ、こんな感じで大丈夫ですか勇者さん」
勇者「は!?」
勇者「ま、まあまあだな!」
魔王「え? そ、そうですか…」
勇者(アタシのバカ! 何満足してんだし!)
勇者(まだまだこいつの魔力を減らさないと…だろ!)
勇者「後この中蒸し暑いよな…、ちょっと空気を循環させるための、ちょうど良い風でも起こしてくれよ」
魔王「今度は風ですか!?」
勇者「何…? 文句あるの?」
魔王「いやその…はあ…」嘆息
魔王「こんな感じですか?」パチッ
一同「!」
神官妹(どこまでも優しくて穏やかな風)
勇者(あああ…何て気持ち良い風にゃの…昔どっかの草原にたたずむ木の下で暖かい木漏れ日と心地よい風を受けながら昼寝してた時のようにゃ感覚♪ ああ何か眠くなってきた)
神官姉「魔王ちゃん…の風気持ちいい♪」
魔王「ありがとうございます♪」ニコ
神官姉「♪」ニコ
魔王「ゆ、勇者さんも今度はどうですか?」
勇者「Zzz…は!?///」
勇者「…こほん、まあまあだな…///」
魔王「ええーまたですか?」
勇者「うっさいなアタシがまあまあって言ったらまあまあ何だよっ!」
魔王「もう…我儘だなぁ」
勇者「何か言ったか!?」
魔王「な、何も!」
神官妹「…」
神官妹(やっぱりついて来て正解だったわね)
神官妹(勇者…何を考えているのか分からないけど、やり過ぎよ!)
神官妹(魔王は舐めてプレイしてるだけの、舐めプレイヤーなのだから!)
神官妹(あまり調子に乗って本気になっちゃったらどうするの…!)
勇者「よーし今度はなぁ…」
魔王「まだあるんですかあ!…?」
勇者「当たり前だろ! 居心地悪すぎるんだよココ!」
魔王「だったら自分で作れば良いのに…」
勇者「あ? 何か言ったか?」
魔王「な、何でも!」
神官妹(勇者ダメそれ以上は…!)
神官妹(何とか勇者を止めなきゃ…!)
神官妹「ま、魔王さまお疲れでしょう…代わりましょうか?」
勇者(…! 何で神官妹が邪魔を!?)
以下の続きは小説サイトで読めます。
面白く感じたらこちらで読んで頂けるとありがたいです。
・カクヨム
第25話 魔王「この人が呪族の王女様?」 - 敗戦魔王の戦後処理(てんたま) - カクヨム
・小説になろう
敗戦魔王の戦後処理 - 24話 魔王「この人が呪族の王女様?」
・次回
オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 26話 魔王「呪族の王女怖すぎ!」 - 小説書きながら気ままにオタライフ
・こちらもどうぞ!
ブログ内オリジナル&二次創作小説index
オリジナル小説INDEXページ - 小説書きながら気ままにオタライフ
二次小説 indexページ - 小説書きながら気ままにオタライフ
市場