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悟飯「学園都市かぁ…」一話J、ドラゴンボールZxとあるクロスオーバーSS

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tentama315.hatenablog.com

悟飯「急いでインデックスを追わないと…」
ズキッ(背中の切り傷に激痛が走る。
悟飯「く…」ガク…シュゥン(膝から崩れ、超化が解ける。
ポタ…(血が滴り落ちる。
神裂「…! 少年無理をするな!」
神裂「何故、何故私をかばったりしたのですか?」
悟飯「ひ、人が死にそうになってるのに…見過ごすことなんて…僕には…出来ませんよ…」
神裂「そんな理由で…!」
悟飯「…そ、それに」
神裂「…?」
悟飯「インデックスを救って、良かったねって言えた時」
悟飯「その場に貴女が居ないとダメだと思うんです…それにあの人も」チラ(ステイルを見る。
ステイル「…ふん」
悟飯「…だがらです」ニコ。
神裂「貴方と言う人は…」
悟飯「だからこんな傷なんて平気です!」
神裂「ですが…!」
悟飯「大丈夫大丈夫! あと一息頑張りましょう…!」スク(勢いよく立ち上がる。
悟飯「…!」ズキズキ(やっぱり背中が痛む。
悟飯「イチチチ…」
神裂「…」
悟飯「あ…」
悟飯「はは…」ガリガリ(痩せ我慢の照れ隠しに頭を掻く
神裂「…」
神裂「…ふ」目を伏せ諦めぎみに失笑。
神裂「全く仕方の無い少年ですね…!」パン!(悟飯の背中を叩く。
悟飯「い…! いたたたーーっ!!」
悟飯「な、何するですか!」
悟飯「傷口を叩くなんて酷い…」
悟飯「…あれ?」
悟飯「痛くない…」スッ(恐る恐る背中を触る。
悟飯「ん…? 何か貼ってある?」
神裂「…癒しのルーン」
悟飯「癒し…治す魔法ですか?」
神裂「ええ…ですがあくまで応急処置です」
神裂「決して無理はしないように」
悟飯「は、はい! ありがとうございます神裂さん!」
神裂「…ふ」ニコ。
ステイル「おい! そんなことより早く追わないとリカバリーされてしまうぞ」
ピッコロ「ふん慌てるな…そう遠くには行ってはいない。すぐに追いつくだろう」
ステイル「そんな事は僕だって魔力をサーチして分かっている!」
ステイル「…って君たちもあの子の位置が分かるのかい?」
悟飯「僕たちは気の力を探って相手の場所が分かるんです」
神裂「キの力…?」
ステイル「何だその力は…超能力なのか…?」
悟飯「いえ…それとはまた別の力のような気がします」
ステイル「まあそんな事はどうでもいい!」
ステイル「首輪とやらが再生したら、たぶん今度こそ狂死だ!」
ステイル「急ぐぞ!」クル(踵を返す。
ピッコロ「待て」
ステイル「…何だ宇宙人! 僕は見ての通り急いでいるだが!?」
ピッコロ「お前もやつの気を感じてるいなら分かるだろう」
ピッコロ「やつはかなり高い位置で移動中なのを」
ピッコロ「どうやって行くつもりだ?」
ステイル「そりゃビルか何か登って…」
ピッコロ「それこそ時間がかかるだろう」
ピッコロ「やつと同じく飛んで行った方が早い」
ステイル「飛ぶって…どうやって…!」
ステイル「そうか…お前らの…飛行術式か!」
ピッコロ「そう言う事だ」
ピッコロ「お前ら魔術師は、やつを取り押さえるには必要な力を持ってそうだからな」
ピッコロ「特別に担いでいってやる」
ステイル「そう言う事か…」
ステイル「良いだろう存分に利用させて貰おうじゃないか…」
ピッコロ「ふん…」
ピッコロ「悟飯…! お前はその女を担いでいけ!」
悟飯「は、はい…!」
ステイル「え?」
神裂「…」
悟飯「え、えーと、じゃあそう言う事なんでよろしくお願いします」
神裂「わかりました…少年、お願いします」
悟飯「お、お願いします…!」
悟飯(とは言ったものの…どう担げば…)
悟飯(この人よくよく見ると凄いラフと言うか…大胆な格好してるよな…)
悟飯(さ、触るところに困るぞ…///)
悟飯「え、えっと…///」ワキワキ(手を出しあぐねる。
神裂「?」
ステイル「おいおいおい! ちょっと待ってくれよ!」
ステイル「僕はこんな宇宙人に担がれるなんて嫌だぞ!」
ステイル「神裂、どっちでもいいなら交代しろ!」
ステイル「僕は宇宙人とかそう言うオカルトが大嫌いなんだ!」
悟飯「魔術師がオカルト嫌いって…」
神裂「…」
神裂「嫌です」ギュ(悟飯を抱き締める。
悟飯「モガ! ///」ぷにゅ(丁度、神裂の胸が顔に当たる。
ステイル「な、何!」
神裂「私も宇宙人は嫌です…」
神裂「…それに」
神裂「よく…分からないのですが」
神裂「その、出来たら…少年の方が…いい…感じです」
ステイル「感じ…? そんな曖昧な理由で…!」
ピッコロ「お前らいい加減にしろ!」
ピッコロ「本当に間に合わなくなっても俺は知らんぞ!」
ピッコロ「いいから来い!」ガッ(ステイルの襟首を掴む。
ステイル「な…! は、離せ!」
ステイル「う、うわ!」
バシューーーン!!(ステイルを無視して飛んでいくピッコロ。
ステイル「うああああぁぁぁぁ………(ドップラー効果
神裂「少年…! 私たちも!」
悟飯「は、はい///」
神裂「どうした少年? 顔が赤いぞ?」
悟飯「い、いえ! 何でもありません!///」
悟飯「い、行きます…しっかり捕まってて下さい!」
神裂「わかりました」ギュ。
悟飯「わ…! や、やっぱりもう少し緩く捕まって下さい ///」
神裂「どっちなんですか…?(汗」
悟飯「えっと…あのその…」
悟飯「いいいい行きます!!///」バシューーーン!!(空を飛ぶ。
神裂「…!」ギュ(反射的にしがみつく。
悟飯「あああ!///」
神裂「…?(汗」

 

プルルル…プルルル(電話の音。
黒子「…」
プルルル…プルルル。
黒子「…むぅ~」
御坂「…ん…ふぁ~あ…」
御坂「…黒子…電話鳴ってるわよ」
黒子「…わかってますわお姉様…」
黒子「すみません…マナーモードにしておくのを忘れてましたわ」
御坂「いいから…早く出なよ…ふぁ~」
黒子「はい…全くこんな時間に誰かしら…」ピッ(通話にする。
黒子「もしもし…」
黒子「…」
黒子「…学生寮の近くでガラスが割れる音と発光現象…能力者…?」
黒子「…! 金髪の男…!?」
御坂「…?」チラ(黒子を見る。
黒子「場所はどこですの!?」
黒子「第七学区の近く…やはり…!」
黒子「はい…わかりましたわ。すぐに向かいます」ピッ(電話を切る。
黒子「…やっと尻尾を掴みましたよ…金髪の男…!」
御坂「…黒子…何かあったの?」ムク(身を起こす
黒子「…! お、お姉様何でもありませんのよ」
黒子「また低レベルな能力者が、低レベルな事件を起こしているらしいので」
黒子「それの鎮圧を頼まれただけですから…ほほほ」
御坂「ふ~ん」ニヤリ。
黒子「…! だ、駄目ですよお姉様!」
黒子「これはジャッジメントである私のお仕事何ですから」
黒子「例えレベル5のお姉様と言えども、ジャッジメントでは無い以上ご自重して頂かないと…」
黒子「分かりましたわね?」
御坂「…」ニヤニヤ。
黒子「お姉様!」
御坂「はいはい…分かってます分かってます」
御坂「ほいじゃお仕事頑張ってね~」ファサ(布団をかぶる。
黒子「…本当にわかってるのかしら」
黒子「じゃあ私行きますけど」
黒子「絶対にっっっっ…」
黒子「大人しくしてて下さいよ?」
御坂「…」ヒラヒラ(手だけ振って答える。
黒子「…本当に分かっていらっしゃってるのかしら…」ジー(訝しげな視線を送る
黒子「ふう…」
ガチャ…キィー…バタン部屋を出ていく黒子。
御坂「…」
御坂「ふふふ」
御坂(金髪の能力者なんて何か面白そうじゃない…!)ガバッ(勢いよく起きる。

 

ゴオオオオオ(深夜のビル群を抜けて飛ぶインデックス
インデックス「…」ビタ(空中で静止。
インデックス「状況分析…危機的状況から一時的な離脱に成功」
インデックス「ですが…すぐに危機の直接的原因はやって来るでしょう…理解」
インデックス「その前に謎の魔法解呪薬で破壊された。私ヨハネのペンの術式の修復を首輪より最優先で行うのが最良の選択…理解」
インデックス「修復を開始します…」
インデックス「70…80…90…修復を完了しました」
インデックス「ヨハネのペンを再起動します…」
インデックス「…」ガク。
インデックス「…」
インデックス「………再起動しました」
インデックス「続いて首輪の修復を行います…」
悟飯「インデックスーーー!!」
インデックス「…危機的直接的原因、妨害者、孫悟飯の接近を確認」
インデックス「首輪の復旧を一時中断し、妨害者の破壊を試みます…」
悟飯(今…元に戻してあげるからね…)ぐっ(超神水を握りしめる。
インデックス「…妨害者の戦闘レベルに対し、こちらも状況対処レベルの引き上げの必要性を理解」
インデックス「これより…限定を解除し、多重魔法使用状態…黙示録モードを持って迎撃に当たります」
インデックス「その際肉体に負担はかかりますが、迎撃を最優先とします…理解」
インデックス「黙示録モード開始…特定魔術逆徒への処断を発動…」
ブオオオン…(インデックスの回りをぼんやりとした光を放つ球体が包む。
悟飯「な、何だ?」
神裂「…!」
悟飯「あ、あれは何でしょうか…?」
神裂「私にもわかりません…」
悟飯「え?」
神裂「確かに私は魔法に精通していますが、全てを知ってる訳ではないのです」
神裂「ですが…あの形状から何らかの結界である事は推察出来ます」
神裂「触れればどんな効果があるか分かりません…気をつけて下さい…」
悟飯「わ、分かりました…」
悟飯(…で、でもこのまま何も出来ないままじゃインデックスを救う事は出来ないぞ…)
悟飯(あのバリアに何かあるにしても、強引に突破するべきか…?)
悟飯「…」
インデックス「特定魔法聖ジョージの聖域を多重発動」
キュイイイイン…ビシッ!(空間に亀裂が走る。
ピッコロ「…! また同じやつが来るぞ気を付けろ!」
悟飯「あ…!」
ビシューーーーーン!!!(レーザービーム。
神裂「少年!」
悟飯「く…!」サッ( レーザービームをかわす。
スガーーーン!!(ビルを貫通して遥か遠方まで伸びていくレーザビーム。
悟飯「ま、街の人が…や、やめろー!!」
インデックス「…」ぐぐ(レーザービームを悟飯に追尾させる。
悟飯「…!」バシューーン(飛んで逃げる。
スガーーーン! スガーーーン! スガーーーン!(レーザービームに斬り倒されていくビル群。
シュパーーーーン…(弾けるようにして消えるレーザービーム。
インデックス「…」
悟飯「あ…あ…な、なんて事を…」
悟飯「く…駄目だ…このまま何もしないでいても被害が広がるだけだ」
神裂「少年…私を離して下さい」
神裂「貴方は私を離して戦闘に集中を…」
悟飯「え? でもここは空の上…」
神裂「問題ありません…貴方のように空を飛ぶ事は簡単には出来ませんが」
神裂「これだけの地形条件が揃っていれば、多少の空中戦も可能です」
神裂「では…」とん(悟飯を突き放すように離れる。
悟飯「あ…!」
神裂「…!」
シュルルル、ガッ(ビルにワイヤーを上手く引っ掻けて飛んでいく。
悟飯(大丈夫…そうだな…)
悟飯(よし…! じゃあ心置きなくやれるぞ!)
悟飯(あのバリアはよく分からないけど、早くインデックスに超神水を飲ませなきゃ)
悟飯「よし!」シュン!(高速移動。
インデックス「…! 目標を消失」
悟飯「こっちだ…!」シュン!(インデックスの背後に現れる。
インデックス「…!」
悟飯「これでどうだ!」バシャッ(超神水を結界の上からかける。
フィィイイィィ…(結界の超神水がかかった部分が光出す。
悟飯「…! 何!?」
シャキーーーーーン!!!(超神水がかかった部分が刃物のように伸び悟飯を襲う。
悟飯「く…!」サッ(寸ででかわす。
悟飯「…!」タラ(悟飯の頬に切り傷が出来、血がたれる。
神裂「…! あれは…天使の死の抱殺(エンジェリック・ハグ」
神裂「気を付けて下さい少年!」
神裂「それは一度相対したり戦うところを見た相手に、カウンターを放つ事が出来る結界です!」
悟飯「な、何だって…」
ピッコロ「そ、それじゃ手を出せないって事なのか…」
ステイル「そう言う事だ宇宙人…!」
ステイル「しかし不味いぞ、あれをやられては、ここにいる僕たち全員が手を出せない事になる」
悟飯「で、でもこのまま手を出さなくても…
インデックス「…!」キュイイイイン。
悟飯「…! 街が壊されてしまう!」
悟飯「く…!」
悟飯「こっちだ!」バシューーン(インデックスの頭上の方へと飛ぶ。
インデックス「…」ビシューーーーン(空に向かってレーザビームを打つ。
悟飯「…!」サッ(レーザビームをかわす。
ギュオオオオオ!!(横をかすめるレーザビーム。
ヒュウウウウン…(空へと飛んでいくレーザビーム。
スガーーーン!! バラバラ…(ツリーダイアグラムが破壊される。
悟飯(あんな空の向こうまで…結構凄い推進力だな…)
シュパーーーーン(消えるレーザビーム。
悟飯「…?」
悟飯(何だ…? さっきからレーザがすぐ消えてるぞ?)
悟飯(部屋で撃ってきた時はもう少し持続してなかったか?)
インデックス「…はぁ…はぁ」
悟飯(…? あの機械ぽかったヨハネのペンが…何か疲れてる感じになってるぞ…?)
インデックス「破壊を継続します…」
プシッ!(こめかみから血栓が吹き出る。
悟飯「…何!」
インデックス「…破壊」ビシューーーーン!!(レーザビーム。
悟飯「く…!」サッ(かわす。
シュパーーーーン(消え去るレーザビーム。
悟飯(また消えた…)
インデックス「はぁ…はぁ」
悟飯(疲れてるインデックス…)
悟飯「そうか…!」
悟飯(あのバリアを張って他の魔法を使うのは凄い負担がかかるんだ…!)
悟飯(これ以上無理を重ねたら…)
悟飯「や、やめろー! ヨハネのペン!」
悟飯「それ以上無理に魔法を使ったら、インデックスの体が…!」
インデックス「破壊します」ビシューーーーン!!
悟飯「…!」サッ(かわす。
シュパーーーーン。
悟飯(…く、そう言えば天界で怪我を治した時も、あいつ…ヨハネのペンは)
悟飯(魔導書のためなら自分が死んでも構わないって言ってた…)
悟飯(く…今度もそう言う事なのか…!)
悟飯(インデックスの意思を無視して…死んでも魔導書を守らせる)
悟飯(そ、そんな…そんな酷い魔法をインデックスにかけるなんて…)
悟飯(教会だか何だか知らないけど…)
悟飯「ゆ、許せないぞ…」ざわ(髪の毛が逆立つ。

 

御坂「ふう…」タッ。
御坂(寮を抜け出してきたはいいけど…)
御坂(ビルは滅茶苦茶になってるし、一体何が起きてるの…)
御坂(それにさっきから空へ飛んでいく謎のレーザー…)
御坂(な~にが低レベルの能力者よ…)
御坂「…面白い事になってるじゃない」チロ(舌舐りをする。
御坂(とりあえずレーザーの出どころはあっちね…)タタタ。
…。
……。
………。
御坂「ここら辺かしら…」
ビシューーーーン!!!(空に飛んでいくレーザービーム。
御坂「…! あそこ!」
御坂(…? 人が浮いてる…能力者?)
御坂(何あれ白い服の修道服…シスター?)
御坂(…ん? さらにその上に…何か金光って…)
御坂(…! 金髪…!)
御坂(ははーん、あれが黒子が言っていたやつね…)
御坂(んじゃま…ちょっと近づいて見ますか…)バチバチ! ヒューーーン(電気の反発力を利用して飛んでいく。
御坂「よっと…」バチバチ! タン!(ビルに張り付く
御坂「…と!」バチバチ! ヒューーーン(また反発力で飛ぶ。
バチバチ! タン! バチバチ! ヒューーーン (反発力と張り付きを上手く使ってビルを登っていく。
御坂「はっと…!」タン!
御坂「…!」
御坂(何これ…ビルの上層が切り取られた見たいになってるじゃない)
カッ(閃光。
ビシューーーーン(レーザビーム。
御坂「…!」
御坂(あいつがやったって事?)
御坂(…何か…これってとんでもない事件じゃない…?)
御坂(く、黒子のやつ大丈夫なのかしら…)
悟飯「やめろー! ヨハネのペン!」
悟飯「それ以上やったら、インデックスの体が…!」
インデックス「…!」ピタ。
悟飯「?(止まった…?」
インデックス「この場に私に対し、新たに意識を向ける者を感知」
インデックス「対孫悟飯用に組み上げた、状況対処に支障が出る恐れがあります」
インデックス「驚異となる前に破壊します」チラ(御坂を見る。
御坂(…! 気づかれた…!)
悟飯「あ、あれは…御坂…ちゃん!?」
悟飯「何でこんなところに…」
インデックス「破壊…」キュイイイイン…(光が集束する。
悟飯「…! や、やめろーーー!!!」
ビシューーーーン!!(レーザービーム。
御坂「え…」
カッ(閃光。
ズガーーーーン!!(大爆発。
シュウシュウ(爆煙。
御坂「…」
御坂(…あれ…私どうなって…)
ヒュウウウウウ…(眼下に見える空から見たような街並み。
御坂(あれ…私…空飛んで…)
悟飯「はぁ…はぁ…」
御坂(私…この人に抱き抱えられて…)
御坂(…!)
御坂「…あんた…?」
御坂(あれ…この人どこかで…)
悟飯「あ…だ、大丈夫? 御坂ちゃん」
悟飯「どこか痛いところは無い?」
御坂「ちゃんって…馴れ馴れしいわね。誰よあんた?」
御坂「第一あんた、何であたしの事を知ってるのよ?」
悟飯「え!? それはえーと…」
インデックス「破壊…」キュイイイイン(光が集束。
悟飯「あ! ごめんそれはまた後で!」バシューーン(飛行。
御坂「後でって…わ!」
ビシューーーーン!! ビシューーーーン!!(連続で放たれるレーザービーム。
インデックス「はぁ…はぁ…」プシップシプシッ(そこら中から吹き上がる血栓
悟飯(…インデックスの体から吹き出てる血の量が、さっきより酷くなってきてるぞ…)
悟飯(早く止めないと…)
悟飯(でも御坂ちゃんと超神水で両手が塞がっちゃってて…)
悟飯「く…やめろー! それ以上やったら本当にインデックスの体が…!」
インデックス「破壊…継続」ビシューーーーン!
悟飯「く…!」サッ。
御坂「…」
御坂「…ねえあんた」
悟飯「え…?」
御坂「事情はよく分からないけど、あいつと戦ってるの?」チラ(インデックスを見る。
悟飯「戦ってる訳じゃないよ…!」
悟飯「ただあの子は操られてて…僕はそれを助けたいんだよ!」
御坂「操られてね…食蜂系の操作系の能力か…」
悟飯「え…?」
御坂「何でも…」
御坂「まーとにかく話は分かったわ」
御坂「あんたは操られてるあの子助けたいけど、傷つけたくないから手を出せない」
御坂「そーゆ訳ね?」
悟飯「へ? ま、まあそうですけど」
御坂「で、どうするの?」
悟飯「え? えっとこの水を飲ませれば、元に戻るかも知れないんだけど…」
御坂「水~?」
悟飯「そ、そうなんだけど…!」
カッ(閃光。
悟飯「く…!」サッ
ビシューーーーン(横切るレーザービーム。
悟飯「ふう…そ、それに時間がないんだ」
御坂「え?」
悟飯「あのビームは体に負担がかかるみたい何だ…!」
悟飯「ここままじゃインデックスの体は…!」
御坂「なるほどね…」
御坂「手も出せないし時間も無いって訳ね…」
御坂「だから声をかけるしかない」
御坂「そーゆ事ね」
悟飯「え?」
悟飯(いや、御坂ちゃんを抱えてるから…手が塞がってて何も出来ないだけなんだけど…)
御坂「じゃあ話は簡単ね…」
悟飯「え?」
御坂「声をかけても寝ぼけてるんだったら…」トン(悟飯を踏み台に離れる。
悟飯「ちょっと! 御坂ちゃん危ないよ!!」
御坂「ちゃ、ちゃん付けするな!///」
御坂(何こいつ…調子が狂うね…)
御坂(何かあいつみたい…)
御坂「…!」ブンブン(思い出した物を追い出すかのようにがぶりふる。
御坂「ええい! 寝ぼけてるならぶん殴って目を覚まさせりゃー良いのよ!」
バチバチ…。
悟飯「あ…だ、ダメだよ!」
御坂「…!」バリバリバリーーー!!(電撃。
悟飯「結界が…っ!」

続く

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