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【漫画感想】ヴィンランドサガ17巻、過去は簡単には赦されない。歩んできたケダモノの軌跡の贖罪が今問われる【ネタバレ】

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こんにちわてんたまです。

 

プラテネスで有名な雪村誠先生の漫画

VINLANDOSAGA

ヴィンランド・サガ

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何ですが、わたくしこの漫画のファンで、最近はあまり新刊を追いかけて買っている漫画がほとんどない私にとって、唯一買い続けている漫画の一つで、最新刊17巻が2016年1月22日に発売になりましたので、早速買って購読してみました。

今日はその感想を語って行きたいと思いますが…その前に、この漫画を知らない人に、簡単にあらすじをご紹介したいと思います。

【VINRANDO・SAGA~ヴィンランド・サガ~あらすじと物語の面白さ】

まず物語の舞台は、1000年頃の北欧で俗にいうヴァイキングの時代。

その時代に生まれた主人公トルフィンは幼い頃から戦士に憧れており、その思いが生み出した無謀から父トールズが乗った船に忍び込み航海に出てしまう。

しかしその先で待ち構えていた傭兵団との戦闘になってしまい、それでも元戦士のトールズは果敢に戦ったが息子トルフィンが人質に取られてしまい、その傭兵団の団長アシュラッドに殺されてしまう。

その後トルフィンはアシュラッドに拾われ幼くして戦場を立つ傭兵となるが、無論父を殺したアシュラッドを恨み、いつか仇を取るために、働いた報酬を「アシュラッドとの決闘」と定め、その報酬を得るためにトルフィンは戦場でアシュラッドの部下として戦ていく事になる。

と、物語はこのように始まり、トルフィンは父親の仇を取るために仇の命令を聞かねばいけないと言う、仇である団長アシュラッドと奇妙な関係を保ちながら物語は進んでいき、紆余曲折して紆余曲折して、壮大な人生を歩んで、今現在17巻に物語は至る話となっています。

雪村先生のクオリティの高い迫力ある絵に、相手を殺して略奪するのが当たり前の世界をリアルに描写した世界、二転三転としていく驚きの展開。

どの視点で見ても大変面白い作品なので、あらすじを見て興味がわいた人などいましたら非常にオススメなので、一巻から手に取って是非是非見て下さい。

【17巻感想】

16巻の終りに登場した女狩人のヒルドですけど、まさかまさかの過去を持つ人物でしたね。

過去を悔い、戦う事をやめて平和な国を作ろうって決意したトルフィンと仲間たち、大変ながらも国づくり為に楽しく旅をしているそんな一向の前に、そんな前にですよ?

正直いきなりトルフィンに恨みを持つ人物が登場して危機になるとは思いませんでした。

上手い所で話を入れてくるなぁって感じました。

まあでもいますよね。

あれだけ戦争に関わっていたら、トルフィン個人に恨みを持つ人物もそりゃいますよね。

トルフィン自身も過去を悔い、自分を恨んでいる人物がいたら死んでもいい覚悟を持っている。

でもそんな悲しみを生まない平和な国を作るまではなんとしても死ぬ事も出来ない信念もある。だから今は死ぬ事も出来ない。

おまけに絶対に人を殺すような手段で物事は解決しないと決めている。

そんな状態で、トルフィンは 復讐するために数年越しの狩人の特訓をしたヒルドをどう相手にするのか? どう説得するのか?

 ここが17巻の見どころで、どうなるのか? どうなるのか? ってドキドキする展開が大変面白かったですね。

 

と言う所で今回の漫画感想日記VINRANDO・SAGA~ヴィンランド・サガ~17巻】の感想は締めくくりたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

また次回の漫画感想日記でお会いしましょう。

それでは!

前回漫画感想日記

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