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【思い出アニメ】ゼロの使い魔S1 7話「ルイズのアルバイト」感想

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こんにちわどうもてんたまです。

 

思い出のアニメであるゼロの使い魔7話を、ストーリー解説の元感想を書いていこうかと思います。

 

*1

 

ゼロの使い魔とは?】

ゼロの使い魔とは、故ヤマグチノボル先生のファンタジーライトノベル作品で、その内容は、平賀才人(ヒラガ・サイト)と言う青年が、現実の日本からルイズによって、剣と魔法が当たり前にある異世界ハルケギニアに使い魔として召喚されしまい、以降その不思議な世界で、ルイズの使い魔として、使用人のような立場で魔法学院に住む事になり、そしてそこに住む人たち、主に女の子、女学生やメイドにエルフさらには王女様を加えた女の子たちとルイズとで、三角、四角関係は当たり前のラブコメを繰り広げながら、自分が召喚された秘密や、ルイズの中に眠る伝説の魔法の力、そしてその魔法の力を持ったが故の宿命と立ち向かっていく。

ハーレム系異世界召喚物をテーマにした物語である。

【前回のあらすじ】

盗賊フーケに破壊の杖を奪われてしまったトリスティン魔法学院。

それを取り戻そうと、オスマン学院長の指示の元、ルイズ、キュルケ、タバサ、そして才人と道案内役のロングビルの五人でフーケのアジトへ向かう。

そこで破壊の杖をあっさり見つけるも、直後ゴーレムに襲われてしまう。

しかしそこに才人が左手に眠るルーンの力で、破壊の杖と呼ばれていたロケットランチャーを使い、見事ゴーレムを倒す。

しかしその直後、フーケだったロングビルにロケットランチャーを奪われ、さらに危機は続いて行くかと思われたが、ロケットランチャーの残弾が無くなっていた事から才人に返り討ちにされる。

かくしてフーケ事件は解決し、それを祝うために行われたパーティーの場で、ほんの少し才人が気になってきたルイズは、才人をダンスに誘い一緒に踊るのだった。

【7話「ルイズのアルバイト」のあらすじと言うかストーリー】

才人とルイズはトリスティン城の玉座の間にいた。

アンリエッタ姫が、盗賊フーケを捕らえた事でルイズに賛辞とシュヴァリエの称号を与えていたのだ。

そしてその使い魔である才人にも褒美をあげようと、才人の前に手を差し伸べるアンリエッタ。

しかしそう言う事に疎い才人は、アンリエッタのしている意味がよく分からず、犬のお手? と勘違いするが、そこでルイズが【キス】して良いと説明する。

しかし才人はキスだけの言葉で、手にするキスを唇にするキスと勘違いしてしまい、アンリエッタに本当のキスをしてしまうのだった。

直後アンリエッタはあまりの事に失神し、ルイズは怒りのあまり「犬ーーー!!!」と叫ぶと徹底的に才人ボコボコにするのだった。

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その後、気を取り戻したアンリエッタは、顔を引きつらせながら、寛大に才人を許し、そして二人に頼みごとがあると言う。

その頼みごとと言うのは、最近城下の町で横暴をしている貴族がいると噂を聞いて、それが本当の事であるか、平民に扮して潜入調査をしてきて欲しいとの事だった。

そんな敬愛するアンリエッタの頼みに、ルイズは二つ返事で頼みを引き受けるのだった。

そして調査を開始する二人。

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アンリエッタに貰ったお金で身支度を整えようとするが、ルイズが貴族の視点で物を買ったり泊まる場所を決めたりするので、あっという間にお金が無くなって行く。

それにサイトが、気を付けるよう促すが、ルイズはそんな言葉に耳をかさず「ついてこないで!」と言って才人と置いてどこかへと行ってしまうのだった。

そして日が落ちかけた夕刻の噴水前で、才人はしょんぼりとしているルイズを見かける。

その訳を聞いてみると、残ったお金を全部ギャンブルに賭けすってしまったらしい。

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これだから一人にしておけない、と才人は嘆息し、そしてルイズにもう一度お金をアンリエッタから貰うように進めるが、アンリエッタもあのお金を集めるのは大変だったはず、だからそんな事言える訳がない、頑なにそれを拒む。

それが分かってて何で無駄遣いをするのか、才人重ねて嘆息してそう思うと、じゃあこれからどうするんだと頭を悩ます。

そんなおり突然声をかけられる。

二人はその声に振り向いてみると、私は怪しい者じゃありません、と踊りながらそう言う露出度が多い怪しいヒゲ男が立っていた。

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当然二人は怪しむが、しかし話を聞いてみれば、宿付きの仕事を紹介してくれる言う事だった。

仕事は女の子が客の酒の相手をする如何わしそうな店だったが、他に良い案があると言う訳でも無かったので、ヒゲ男の誘いを受けるのだった。

ヒゲ男は名前をスカロンと言い、このお店の店長だった。

カロンはウェイトレスとしてルイズを紹介すると、ルイズは顔も言葉も引きつらせながら挨拶するのだった。

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そんなルイズを見て、ずっと一緒にいたからか、相当怒っている事に気づいてた才人は、遠目で見ながらもそのルイズの様子を冷や汗まじりに見つめていた。

すると後ろから不意に声がかけられる。

振り向いてみれば同じ厨房にいた女の子が「手伝ってよ」と不機嫌そうに立っていた。

焦った才人はすぐに言われた通り、その女の子の手伝いをするのだった。

女の子名前はジェシカと言い、何やらルイズとの仲を怪しんでいたが、すぐに気さくに「仕事の事は何でも聞いて」と言うのだった。

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そんな二人の様子を見ていたルイズは、また別の女の子とイチャイチャしてと、ジト目で見るが、その時スカロンが注目を集めるように呼ぶのですぐにそちらに気がそれてしまう。

カロンの話は、チップレース週間と言う、貰ったチップの金額で勝負を決めるイベントの話をしていた。

そしてそれに一位になった者には、どんな男も魅了してしまうと言う「魅惑の妖精ビスチェ」を一日貸すと言うのだ。

何でもそのビスチェを見た男を虜にしてしまい、チップを貰い放題になって大儲け出来るとの事だった。

その話を聞いたルイズは、そのビスチェを手に入れられれば、お金が稼げると思うのだった。

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しかし貴族のルイズに男の酒の相手など出来るはずも無く、失敗するどころか客に立てついてしまうが、そこはスカロンがフォローを入れ何とか事なきを得る。

そして仕事が終わったその夜「なんでこの私が!」と怒りマックスになるルイズ。

そんなルイズにまあまあ、とりあえず寝床が手に入ったんだからいいじゃないかと宥める才人。

そしてそれでもブツブツ言うルイズを尻目に、才人は一人さっさと寝てしまう。

よくこんな所で寝れるとルイズは呆れる物の、直後に襲ってきた蝙蝠が怖くなって、うう~…と恥ずかしそうにしながらも、才人の布団に潜り込んで安心を得るのだった。

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そして翌日の夜。

ルイズはまだ酒場の仕事を続けていたが、バカにする客、ルイズがタイプと言う客も受け入れられず失敗を続けていた。

そんな時、才人はジェシカと二人厨房で仲良く話をしていた。

その様子に頭に来たルイズは、才人の頭めがけて酒瓶を投げてしまう。

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才人は気絶して、次の瞬間目を覚ますと、ベッドの上で寝かせられ、介抱してくれたジェシカに気絶した事情を聞いた後、ジェシカからルイズの正体は貴族であると感づかれ、何故貴族であるルイズがこんなお店で働くような事をしてるのか、そこに大きな興味を持ったジェシカは色気を武器に才人のその事を聞こうとするが、直後、部屋に入ってきたルイズが才人に金的蹴りをしたため、うやむやになってしまう。

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そして邪魔したルイズに面白くない物を感じたのか、ジェシカは挑戦的に仕事はどうしたの、と聞くが、それでも反発するルイズ。

そんなルイズにジェシカは続けて煽るように「じゃあチップレースも優勝出来るわよね?」と殊更馬鹿にしたように言うのだった。

それに売り言葉に買い言葉で「当然じゃない」と宣言するルイズであったが、しかしチップレーズ最終日。

いまだにチップゼロな結果に店の隅で嘆息するルイズ。

そんな時店に小太りの身なりの良い客が入ってくる。

この辺りの徴税官のチュレンヌだった。

チュレンヌはスカロンに偉そうにすると「今日は客で来た」と言い、チュレンヌとその取り巻き以外の客を全員追い出し、お店の中に陣取るのだった。

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そんな様子を見てジェシカは、チュレンヌが徴税を盾にこの辺りで横暴の限りを尽くし、いかに嫌われているかを才人に忌々しそうに教えるのだった。

しかしそんなチュレンヌに事情を知らないルイズは、良い客が来たと思い込んで進んで酌をしに行ってしまう。

結果胸が小さいのを馬鹿にして触ろうとした、そのチュレンヌの態度に腹を立てたルイズは、迷う事無く顔面蹴り浴びせ、店の者たちを騒然とさせてしまう。

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当然怒り狂ったチュレンヌは、ルイズを手打ちにしようとするが、そこへ才人が現れ「ルイズに触っていいのは俺だけだ」と宣言して、チュレンヌに立ちはだかる。

そんな才人の言葉に、ドキっとするルイズであったが、助けに入ったは良いが、剣を忘れて何も出来ない才人に代わって、ルイズが魔法でチュレンヌと対峙する事に。

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魔法を使うルイズにチュレンヌはどうせ没落貴族だろうと高をくくった罵声を浴びせるが、直後ルイズが見せた王室許可書に言葉を失い、口止め料がわりか有り金全て置いてチュレンヌたちは逃げていくのだった。

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その後店の女の子はルイズを称賛し、ジェシカもチュレンヌたちが置いていった金で、チップレース一位はルイズだね、とルイズを認めるように言うのだった。

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かくしてチップレースに勝利したルイズは、その夜、チップレースの優勝者が着れる魅惑の妖精ビスチェをせっかくだからと着て、才人に披露するのだったが、才人から出た「トレビアーン」の言葉に、もう少しマシなセリフを言ってと呆れるのだった。

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ゼロの使い魔S1七話「ルイズのアルバイト」 終わり

【七話の見どころ思うところ】

 

・一国の主にいきなりキスをぶちかます才人

話の冒頭で、手を許す=手にキスしてもいい、と言うのを思いっきり勘違いしてアンリエッタの唇にキスしてしまう才人。

普通に考えればわかるような事だと思うけど、この演出をやりたかが為に才人を無知にしたようにも思える(笑)

それとこの頃のアンリエッタは才人にキスされると気絶してしまってたんですね。

まあこの時は別に才人は好きでもなんでも無かったからしょうがないですけど。

 

・ルイズが迷いながら才人の布団に潜り込むところが可愛い!

前回のゴーレム戦で才人を認め始めてきたルイズでですが、まだそれは好きな感情では無く気になる程度。

そのくらいの感情の時に、怖い事が起きて才人の布団に潜り込むと言うは、才人に何かしらの信頼を寄せている感じの現れでしょうか。

まあ細かい話はどうでもいいですが、頬染めて、うう~…と唸りながら、才人の布団に潜り込む萌え萌えコンボがとにかく可愛い! ニヤニヤする!

 

・なめんじゃないわよ! チュレンヌの勧善懲悪劇がスカっとする

ルイズを没落貴族だと舐めてかかるチュレンヌに、王室の許可書を提示して黙らせる。

何かこう言う身分に笠を着て偉ぶってた悪い奴が、それ以上の身分の物に懲らしめられると言う話は、いつみても気持ちが良いもんですね。

 

【終わりとまとめ】

今回七話は、ロケットランチャーのような日本に繋がる話もないし、まして才人のガンダールヴの力、その才人を使い魔に出来たルイズの秘密などなど、そこら辺本編に繋がって行く話は無く、サブイベント的な話だったと思います。

題名通り貴族のルイズがアルバイトをしたらどうなるか? それを要点においたような、そんな感じのストーリーでしたね。

まあ一期には関係ありませんが、ここでスカロンジェシカと接点を持つのも、後々の話に繋がってくる部分もあるので、必要なくは無いですが、一期だけの視点で見ると、話としては、さして重要な話では無かったと思います。

この話は、姫様のキスシーンや、ウェイトレスの恰好に身を包んだいつもと違うルイズを楽しむために用意された話であったと、私はそう感じます(笑) 

 

と言う所で今回ゼロの使い魔七話「ルイズのアルバイト」の感想の話は終わりたいと思います。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。

それでは! 

【こんな記事も書いています】

 

ゼロの使い魔indexページ

tentama315.hatenablog.com

 

・アニメ記事統合

tentama315.hatenablog.com

*1:ネタバレも含みますので、まだ見ていない人は、ストーリー説明を飛ばして見所だけをみるか、 またはアニメをご視聴してからお読みくださいませ。