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オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」

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こんにちわどうもてんたまです。

久々にSS小説を書きました。

今回の内容は、よくある勇者x魔王物ですが、一応オリジナル作品です。

話しの内容は、勇者に魔王を倒され、人間との戦争に敗北した魔族たちのその後の物語を描いています。

読みやすいように、SS形式な上に文章量も少なくして読みやすくしておりますので、内容に興味を惹かれた方は、どうぞお気軽にお読みくださいませ^^

 

敗戦魔王の戦後処理

 

第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」

 

魔王 (…)
???「お…さ」
魔王 (…?)
???「う…ま」
魔王(…何か)
???「おき…く……い」
魔王(聞こえる)
魔王 (これは)
???「まぉう…ま…起きて……さい」
魔王(呼ぶ声?)
魔王(一体誰だ…)
魔王 (いや…)
魔王(それ以前に…ここはどこなんだ)
魔王(見えるのはどこまでも続く暗闇)
魔王 (そして…これは)
魔王(眠い…?)
魔王(そう…眠い…とてつもなく)
???(…おうさま…起きて…)
魔王(眠いから…起こさないで…)
魔王 (…)
魔王 (いや…)
魔王(何か…忘れている事が…)
魔王(起きてやらねばいけなかった事が…)
魔王(…!)
魔王(そうだ…それは!)ガバッ
参謀「おはようございます魔王様」
魔王「…? 確か…参謀…?」
参謀「はい、参謀でございます」
魔王「…ここは?」キョロキョロ
参謀「魔王様の寝室でございます」
魔王「…そうか…ここは寝室」
魔王「…そうだ…ここは寝室だ」
魔王「…う!」
参謀「いかがなさいました魔王様? 」
魔王「頭がクラクラ…する」
参謀「無理もありません」
参謀「魔王様は10年間お眠り続けていたのですから」
魔王「10年…そうか、あれから10年が経ったのか」
参謀「左様でございます。魔王様」
魔王「…? ちょっと待って」
参謀「はい?」
魔王「さっきから魔王様魔王様って」
魔王「僕は魔王じゃありませんよ?」
参謀「…確かに貴方は魔王様ではありません」
参謀「お眠りにつく前は」
魔王「…!」
参謀「ここまで言えば、聡明な魔王様にお分かり頂けると思いますが…」
魔王「父上が…魔王が討たれた…と言う事ですか…」
参謀「はい」
魔王「父上…くっ…」ジワ
参謀「心中お察しします」
魔王「…いつですか?」
参謀「つい最近でございます」
魔王「…」
参謀「貴方が前魔王様のお怒りを買い封印された10年前」
参謀「その後前魔王様は侵攻を開始し、9年間の間に人間界の9割を制圧下に治める事が出来ました」
参謀「しかし1年前」
参謀「最後に残った人間の領土から、魔王様を倒せる勇者が生まれたのです」
参謀「当初はその存在が分からず、またそれほどの力を持っている事に気付けませんでした」
参謀「しかし人間は圧倒的な不利な状況下で」
参謀「我ら魔族の目を盗み、反旗を翻すその時まで」
参謀「その勇者の資質を持った者を、我ら魔族の力を圧倒的に凌駕するほど鍛えあげていたのです」
参謀「その力で勇者たち人間側は」
参謀「たった1年で、人間の領土を支配していた七魔将軍を倒し」
参謀「ついにはこの魔界まで侵攻し、前魔王様はお討たれになられたのです」
魔王「…」
魔王「話は分かりました」
魔王「つまり僕は前魔王の後釜であり」
魔王「僕を魔王に担ぎ上げ、再び人間界を侵略しようと言う訳ですね」
魔王「…ですが僕はやりませんよ」
魔王「例えそれが父上の仇討ちに繋がる事でもです」
参謀「分かっております」
参謀「だから貴方が魔王に選ばれた」
魔王「…? どう言う事です?」
参謀「魔族は人間に無条件降伏しました」
魔王「え…!?」

 

続きは以下のサイトから読めます。

話しの冒頭で面白く感じた方は、是非続きはサイトで読んでいただき、評価して頂けるとありがたいです(´∀`)

 

カクヨム

kakuyomu.jp

 

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敗戦魔王の戦後処理 - プロローグ

 

次回二話

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