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オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 22話 魔王「勇者さん! 手を抜かないでください!」

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こんにちわどうも、てんたまです。

オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第22話書きました。

 

話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。

 

今回22話あらすじ

前回、毒の大地を浄化しようと作業に入った勇者だったが、その最中、恨みを買っていた魔族の子供から、恐ろしい爆発を起こす爆裂魔石と言う、魔法の石を投げつけられてしまう。

 

分かりやすい魔王x勇者物とSS形式の小説、そして3000文字程度の短い文章でまとめた、大変お気軽に見れる物となっていますので、興味が惹かれましたら、良かったら読んでみてくださいませ~。

(今回は4000文字になってしまいました! ごめんなさい><)

 

・前回21話

オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 21話 魔王「仲良くなれるか心配です…」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

・一話から

オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

22話冒頭

勇者(クソ! 本当に投げやがったっっ!)
勇者「って、あれ?
魔族子供「あ!」
魔族子供「馬鹿! どこ投げてるんだよ!」
投げられた爆裂魔石は勇者の頭上を素通りする。
勇者「あ、あいつら何がしたいんだ」チラ
勇者「!」
魔獣「グルルル…」
魔族子供が爆裂魔石を投げた先を見ると、毒煙の向こう側から、青紫色をした大きな巨獣のアギトが勇者に迫っていた事に気づく。
勇者「…! こいついつからそこに!?」
巨獣「グオオオオ!!」
巨獣が勇者が気づいた事が分かると同時に、身を乗り出すように一気に迫る。
しかし───。
勇者「あ…爆裂魔石」
勇者がその事を思い出し時。
爆裂魔石は巨獣の鼻面に当たり、そして一瞬のきらめきを見せると、次の瞬間、凄まじい轟音と爆風を起こし大爆発する!
勇者「く…!」
魔獣「ぎゃおおおおおぅぅぅ…」
勇者「し、死んだ…?」
勇者(な、何だこのでっかい獣は…)
勇者(バラバラになった肉片が、まるで毒見たいな色の液状になってく…)
肉片「シュウウウウウ…」
勇者(毒ガス…いや毒霧…!?)
勇者(そ、そうかここら辺の毒霧が晴れないのは、こんな魔物がいたからか…)
勇者(ち! こんな化物がいたなんて、魔界はまだ知らない事が多いな…)
勇者 (いやそれより…)
勇者(あの魔族のガキ…アタシを助けた…?)チラ
魔族子供「…!」
勇者(アタシの事を助けた?)
魔族子供(や、ヤバイ…殺そうとしたのもろにバレちゃった…)
魔族子供(こ、殺される)
勇者(アタシの事嫌ってたんじゃないのか?)ジー。
魔族子供(ひ、ひぃぃぃ…)
勇者(一体どうして…?)
勇者「…!」
魔獣「グルルル…!」
魔族子供♀「え…きゃああああ~…!」
魔族子供「わ、うわあ! 今度はこっちに出た!」
魔族子供「魔族子供♀みんなっっ!!」
勇者(また突然現れた…!)
勇者(…! 地面から生えるように出てきている! クソさっきもそれで突然現れて…)
魔族子供♀「あぁぁんん…! こわいよぉぉ!!」ダッ。
魔獣「…!」
魔獣「ガア!」ダッ。
魔獣はまるで獲物を見据えたかのように、子供たちの輪から出た、魔族子供♀に狙いを絞り追いかける。
勇者「馬鹿!」
勇者「…!」
勇者(な、何でアタシが魔族何か助ける必要があるんだ…!)
勇者(馬鹿かアタシは! そこまでする義理なんか微塵もないっつーのっっ!)
勇者(あいつら…魔族何かに…!)
魔族子供♀「助けてぇぇ!!」
炎の中の少女『助けて!!お姉ちゃーーん!!』
勇者「…!」
魔族子供♀が、魔獣の牙にかかりそうになったその刹那の瞬間、また勇者の脳裏に、炎に包まれ焼けただれた少女の姿が映る。
勇者「ぐ…く」
勇者「く…! 聖光転身!!」
勇者「ハ!」シュン
魔族子供「魔族子供♀ーーー!!」
勇者「たぁ!」
勇者「聖光浄魔斬っっ!!」
魔獣「ぎゃ!?」
魔獣「ぎゃおおおおおっっ!!!」
魔族子供♀「ふえ?」
魔族子供「あ、あいつ、どうやってあんな一瞬で魔獣のところまで…」
説明しよう!
聖光転身とは、おのが身を聖光に転身させ、きらめく光の早さのごとく動けるようにする勇者の必殺技の一つだ!
勇者「はぁ…はぁ…」
魔族子供♀「あ、あ…の」
勇者「…!」ギロ
魔族子供♀「ぴぃ!」
魔族子供♀「…!」タタタ。
魔族子供♀は勇者の恐ろしい形相を見て、逃げるように離れていく。
勇者「あ…」
勇者「…チッ」
魔王「勇者さん!!」
勇者「うわあ! 何だよいきなりっっ!」
魔王「あんまりじゃ無いですか!!」
勇者「はあ?」

 

以下の続きは小説サイトで読めます。

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第22話 魔王「勇者さん! 手を抜かないでください!」 - 敗戦魔王の戦後処理(てんたま) - カクヨム

 

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