テンプレート

お勧め記事セレクション

オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 36話 魔王「人間の商人さんのプラン?」

f:id:hosino1977:20170313213647j:plain

f:id:hosino1977:20160930173105p:plain

こんにちわどうも、てんたまです。

オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第36話書きました。

 

話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。

 

今回36話あらすじ

戦後補償金の支払いで、生活が圧迫してしまった下位魔族の暴走に頭を悩ませる魔王。
何とかならないかと一旦魔王城に戻ると、そこには何故か魔王に面会を求める人間の商人の姿が。
彼の目的は一体何なのか?

 

*勇者の表記を女勇者に変更しました。

 

分かりやすい魔王x勇者物とSS形式の小説、そして3000文字程度の短い文章でまとめた、大変お気軽に見れる物となっていますので、興味が惹かれましたら、良かったら読んでみてくださいませ~。

(今回は4000文字です! ごめんなさい!)

 

・一話から 

オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

 

36話冒頭

参謀「こちらの応接間に通しておきました」
魔王「人間の商人…一体どんな人だろう」
女勇者「よくアタシらの手引き無しで魔界に来れた人間がいたな」
神官妹(商人…まさか)
呪族の幼女(今度は女勇者に力の結晶を取られてしまった…)
参謀「この部屋でございます」
魔王「あ、はい」
魔王「失礼します」ガチャ
メイド「いやですわ商人様」
商人「いやいやいや、貴方ほど器量よしで美しい女性は見たことがな…」
神官妹「げっ! やっぱり…」
勇者「?」
商人「これはこれはこれは…魔界の王にわざわざご足労して貰うとは…失礼いたしました」
商人「お呼びだて頂ければこの商人、早馬よりも早く魔王様の御前の前に現れましたのに、いやいやいや申し訳ない」ペコリ
魔王「い、いえ」
魔王(な、何だか良い人そうだな…)
神官妹「やっぱり貴方だったのね…」
商人「これはこれは、どんなに難しい交渉事でも、相手に必ずイエスと言わせることで有名な凄腕外交官の神官妹様では御座いませんか、お会いできて光栄の至りで御座います」
神官妹「白々しい…」
呪族の幼女(口のよく回る人間じゃのう)
女勇者「…? お前の知り合いなのか?」ヒソヒソ
神官妹「え、ええ…まあちょっと」ヒソヒソ
商人「おお! その美しき金髪に透き通った白い肌、女神を思わせる見目麗しき貴女はもしかして女勇者様では御座いませんか?」
女勇者「え!?」
女勇者「…」
女勇者「い、いやですわ…そんな女神だなんて…私…困ってしまいます…///」きゅん
一同「…!」
参謀「ふむ」
魔王「ゆゆ、女勇者さんどうしたのですか!?」
女勇者「どうしたも何も、わたくし元からこうですわ…///」首かしげ
魔王「だ、だって言葉遣いとかいつもと全然違いますよ!?」
女勇者「違うって…酷い! そんな私がいつもがさつ見たいに!」ジワ(涙)
魔王「え? え?」
女勇者「魔王様はいつもわたくしに意地悪ばかり…! わたしくの事がお嫌いなのですかっ!?」
魔王「魔王…様? 嫌う???」
神官妹(出た…よく分からない相手にはとりあえず猫被る女勇者の癖)
商人「いやいやいや…魔王様、こんなお綺麗な女勇者様にこんなに想われているとは、羨ましい限りで御座いますな」
女勇者「そんな…想うだなんて…わたくし恥ずかしくて…どうにかなっちゃいそうですわ…///」
商人「いや~女勇者様は見た目通りの可憐な方だ、私も魔王様くらいの一角の人物ならば、是非求婚を申し込みたい相手ですよ! いや魔王様がお羨ましい」
女勇者「そんな…求婚…な、なんて困ります…///」
魔王(な、何かもう会話についていけないな…)
呪族の幼女(ぐへへ…可憐な女勇者…可愛いのう…)
神官妹(前から見てるけど…猫被った女勇者って女の私でも可愛いと思うわ)
神官妹 (まあ…ともあれ)
神官妹「さて…茶番はともかく、何故あなたがここにいるのかしら? 商人」
商人「茶番とは心外な…私は至って真面目ですよ」
神官妹「あら…あれで真面目にやっていると言うならば、今すぐボロ着をまとい、人から利を得るために何をすれば良いのか? 道端で物乞いをして一から勉強し直した方が良いのでは?」
神官妹「あなたが本当に商人としての自覚がおありなら、ですけど」
商人「ははは、それはとても参考になりそうだ。機会があれば是非やってみたい」
商人「ともあれ貴女の方も、相変わらずのバッサリやるやり方変わっていないようですね」
神官妹「は?」
商人「この無条件降伏の戦後補償の項目などの事ですよ」バサー。
神官妹「な! なんでそれを貴方が持っているのですかっ!」

 

以下の続きは小説サイトで読めます。

面白かったらこちらで読んで頂けますとありがたいです。

 

カクヨム

第36話 魔王「人間の商人さんのプラン?」 - 敗戦魔王の戦後処理(てんたま) - カクヨム

 

・小説家になろう

敗戦魔王の戦後処理 - 35話 魔王「人間の商人さんのプラン?」

 

 

・前回35話

オリジナルSS「敗戦魔王の戦後処理」 35話 魔王「一旦魔王城に帰りましょう…え? なんでついてくるの」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

・次回37話

オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 37話 魔王「魔界観光業?」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

・こちらもどうぞ!

ブログ内オリジナル&二次創作小説index

オリジナル小説INDEXページ - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

二次小説 indexページ - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

市場