こんにちわどうも、てんたまです。
皆さんは萌えスロと言う言葉を知っているでしょうか?
萌えスロとは、オタ向けの可愛いアニメ女の子をタイアップさせ、そのアニメの女の子を目当てに遊ばせる事を前提に作られたスロット機の事で。
出玉規制により大量に出玉を出せなくなって、今まで10万20万と稼げる事に慣れていた多くのファンが離れて行った時代。
それでもファンをホールに繋ぎ止めるため、お金じゃ無い部分でスロットをやる魅力を伝えるため生まれた遊戯スタイルのスロット機が…。
MOESURO。
萌えスロなのです。
この萌えスロは、リリースされた5号機当初の時代は、当時のスロット層からはあまり注目されていませんでしたが。
本格的に大量出玉が獲得できる爆裂機が規制された後、徐々に人気が出てきて、以前よりはるかに出玉が少ないのにも関わらず、可愛い女の子と超低確率で出現する大当たりフリーズボーナスを見れれば負けても満足と言うスロ層が出始めた事により、このスタイルは業界からも期待を集めるようになってきました。
実際今までスロットの記事を書いているライターなど、とてもディープな雰囲気がありましたが、萌えスロが流行り始めると、率先してオタアピールに方向を転換するライターさんも多くいたほどです。
さてこういった歴史がある萌えスロですが。
萌えスロのタイアップとして選ばれたキャラは、実際萌えアニメとしてあった作品が多く選ばれ、まどか☆マギカ・コードギアス・マクロスフロンティア・化物語などなど有名萌えアニメの萌えスロがあり、またスロットメーカーオリジナルの萌えキャラ台も多くありました。
そのオリジナルで有名な物が、オリジナル萌えスロで三大勢力と言われていたタイトルで、リオ・マジカルハロウィン・怪盗天使ツインエンジェルでした。
リオと怪盗天使ツインエンジェルはアニメやゲーム化もしていたので、スロットやっていなくてもアニオタなら結構知っているタイトルかと思います。
さてこのオリジナル萌えスロ三国志と言っても過言ではない三機種のうち、KPEのマジカルハロウィンとサミーの怪盗天使ツインエンジェルですが。
この二機種は、ゲームの話で例えればかつてのFFとドラクエのように、競ってナンバリングタイトルをリリースしてきた機種なのですが、何故か片方だけ突然新作を出さなくなってしまいました。
今回はこの二機種の歴史を振り返るとともに、その出なくなってしまった機種は何故出なくなってしまったのか?
その理由をアニオタブロガーとして考察してみたいと思います。
二機種の歴史
初代登場
まず最初に初代として世に出たのは、2006年に登場した怪盗天使ツインエンジェルでした。
この時はメーカーはサミー出は無くトリビーで、キャラデザはARIAを担当した古賀誠が手がけ、メインキャラクターである水無月遥を田村ゆかり、神無月葵を能登麻美子と言う人気声優が担当すると言う豪華な顔ぶれで作られました。
またオタク的に喜ぶ要素としては、学園物なのでブルマやスクミズなどの描写が多くあり、パンチラなどの過激な描写は無い物の、明らかにそれを喜ぶ層系を意識して作られた感は強い台でした。
次にマジカルハロウィンの初代登場ですが。
リリースされたのは初代ツインエンジェルが登場してから一年後の2007年に初登場し、こちらは、スーパーカボチャンスと言う大当たりを引けば、ボーナスが5回成立するまで、コインが微増していくチャンスタイムが終わらないと言う、初代怪盗天使ツインエンジェルを超える複雑で一撃が期待できるゲーム性が注目されました。
そして萌え要素の部分としては、魔法少女を意識した可愛いキャラデザに、人気声優の堀江由衣さんが起用された事によって萌えスロ好きのファンからも注目浴びた上に、さらにほんのちょっとパンチラ演出などのお色気的萌え要素も用意されてたりもしてました。
二機種とも、ディープだった爆裂機全盛期だったため、まったり遊べる機種として、一部のファンから隠れた名機として知られてはいましたが、人気があるとは到底言えないくらいの知名度しかありませんでした。
2の登場
ミリオンゴッドなど、完全に過去の爆裂機が撤去された時代。
2009年にツインエンジェル2が登場しました。
ここから発売元がトリビーからサミーに変わり、キャラデザもさらに綺麗に可愛くなって、相変わらずパンチラ演出は無い物の、ブルマで開脚など、前作よりもかなり、オタクなら歓喜して喜びそうな、そんな過激な演出が多く用意された台になりました。
その上フリーズボーナスも搭載され、うまく乗れば一撃で5000枚(10万円)も夢ではない、出玉にも夢が見れる機種となり、さらにマイスロと言う携帯サービスが導入され、それに登録するとスロットを遊戯した成果などで画像がもらえたり、ミッションをクリアしていくコンプを目的としたミニゲームなども用意され、スロット以外でも楽しむ要素なども増え、萌えスロ層からは爆発的な人気が出ました。
そしてさらにその人気の根底には、スウィートスペックと言う最低設定1でもそれなりに遊べる性能を秘めていたところも強いところがあったと思います。
次にマジカルハロウィンの2ですが、その前にRと言う初代のリスペクト版が、ツインエンジェル2が出た同年に出ましたが、あまり注目は浴びませんでした。
しかしその後に出た2は、ツインエンジェルのRTタイプと違って、出玉が増えやすいARTだった事から爆発力があり、当時人気No1だった人気ART機「エウレカ7」にちなんで、波に乗りやすいエウレカと言われるほど、萌え要素以外にも出玉的な点で注目を集めました。
そんなマジカルハロウィン2に用意された萌え要素ですが、こちらはツインエンジェルに比べて、そこまでエロを意識した過激な要素は用意せず、おっぱいやスカートがヒラヒラしてもパンツなどは見えず、履いてない演出程度の微エロで止めていました。
3の登場
次に3の登場ですが、両方とも2011年の、マジカルハロウィン3は9月に、ツインエンジェル3は10月に登場しました。
先に出たマジカルハロウィン3は、悪くは無かったのですが、前作より爆発力が確実に落ち、2と比べるとどうしても「?」となってしまう台で、恐らくはファンからしたら期待外れになってしまった台かと思います。
萌えやエロ路線も、この時パチスロ界は「パンチラ封殺」と言う、行政指導? が入った事も影響があるのか、ノーパンチラのあくまでおっぱいと履いていない路線の微エロ演出を突き進んでいました。
対してその一ヶ月後に出たツインエンジェル3は、相変わらずと言うか、ロリキャラに超ローアングルからの屈伸運動をさせたりと、パンツが見えてなければ何しても良いのだと言わんばかりの過激路線での勝負w
ただキャラデザ自体がエロさより可愛さを重視した方向にシフトチェンジしたので、ブルマもスクミズも、絵的にはそこまで際どい物ではなくなりました。
ただ出玉性能的にはやはりマジカルハロウィンと同じく、2と同じゲーム性ではある物の、その爆発力を多少落としたバージョンになっていました。
まあパチンコ業界って日が進むごとに、出る台を作ってはいけない、と言う流れが強くなっていたので、こうなっても仕方ないですね。
またツインエンジェルは、この3でストーリー的にラスト作品となった台でした。
4と5の登場
えーと次に4と5の登場の話なんですが、何故一気にやるかと言うと…ごめんなさい!
もうこの頃萌えスロは引退してしまったので、この時出てた台って全くやっていないのですよ。
なので台の感想ですが、やった事が無いので説明は省きます。
それで最初にツインエンジェルの話ですが、マジカルハロウィンは3の後、2013年に4、2016年に5と登場しましたが、ツインエンジェルは3でラストを謳ってしまったせいか、その後続編は出なくなりました。
ちなみに端から見たマジカルハロウィンの4と5の感想ですが。
エロさは相変わらず履いていない路線で、4は3より爆発力はあったと思いますが、5は出玉規制の煽りをモロに受けた台なのか、4より爆発力がかなり落ちた台になったと言う印象を受けました。
まるで、今も徐々に衰退して行っているパチンコ業界を表したようなスペックですね。
魔女に負けた天使…しかし?
このような経緯があり、天使たちツインエンジェルはマジカルハロウィンは今だ続編が出ているのに登場しなくなってしまったのです。
続編が出ないと言う事は、簡単に考えると、ツインエンジェルはマジカルハロウィンに敗北したかのように見えますよね。
マジカルハロウィンと違ってアニメ化もゲーム化もコミカライズもして、人気を博したツインエンジェルが何故? と言う感じですが。
しかしそれは人気が無くなったからでは無く、やはり3で完結したと明言してしまった事がデカイかと思われます。
その証拠に何ともうすぐツインエンジェル4が出るとの確定的な情報が流れているのです!
つまりこれから考えるとツインエンジェルは、わざと出して無かった感じが強いと思われる。
恐らくは良い物にするため、じっくり開発期間を設けたのであろう。
それがツインエンジェルの続編が出るのが遅かった理由かと思われます! たぶん(汗)
ともあれ、つまり天使は魔女に負けてはいなかったのだ!
かつてのツインエンジェルファンとして、これは非常に喜ばしい事ですね!。
ツインエンジェル4について
と言う事で、次に気になるのはツインエンジェル4はどう言う台になるのかと言う話ですが、どうやら旧キャラは出ない完全新作スタイルになるらしい。
何かラブライブ! とサンシャイン!! みたいな感じですね~。
新キャラが可愛くないと言う訳ではありませんが、やっぱり今までのキャラが好きだったのでちょっぴり悲しい。
はあ…遥たんの笑顔にはもう会えないのですね。
とか言いつつ、プレミア演出とかで出てきそうですがw
ともあれ、もしも出たら数年ぶりの新作なので、ちょっとやってみたい感じはありますよね^^
もうスロットは引退した身なので、ホールで遊ぶのは少し気が引けますが、あくなき萌えを求めてやっちゃうかもですw
まあもしも遊んだらご報告します!
と言うところで、今回の萌えスロ話は終わりにしようかと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは!
市場