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悟飯「学園都市かぁ…」一話E、ドラゴンボールZxとあるクロスオーバーSS

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tentama315.hatenablog.com

シュウウウ…。
ステイル「ふ…」
神裂「…」
悟飯(そ、そんな…)
悟飯(全力じゃないとは言え、僕のカメハメ波を打ち消してしまうなんて…!)
悟飯(ど、どうしよう…これ以上威力を上げたら街に被害が…)
悟飯(…! そうだ…)
悟飯(魔法を使ってるのがあの赤髪のやつなら)
悟飯(あいつを倒せば魔法は消えるんじゃないか?)
悟飯(…よし)ぐ(力を溜める。
ステイル「…!」
悟飯「む…!」シュン!(ステイルに向かって超高速で突っ込む。
ステイル「き、消え…!」
悟飯「よし! もらっ…」
神裂「…言ったはずですが?」
悟飯「…!」
神裂「見えていると…!」ドン!(唯閃。
びゅおおおおお!!!
悟飯「く…!」バババ!(気を放出してガード。
ズバズバズバズバ!!
悟飯「う…く…!」
ステイル「…! あいついつの間にあんなところに…!」
ステイル「転移術の類いか? それにしては術の発動は見えなかったが…」
神裂「いえ、超高速で移動しているだけです。物理的に」
ステイル「見えなくなるほどの早さで移動してるって言うのか!?」
神裂「はい」
ステイル「…人間技じゃ無いね」
神裂「人間で無いのかも知れません…」
ステイル「ふ…おっかない事言うなよ…(冷や汗」
悟飯(ま、参ったな…赤髪を狙えば、あの女の人が…)
悟飯(かといってこのままだと…)
イノケンティウス「グオオオオオオオ!!」
悟飯( 攻撃と防御がうまく両立している…!)
悟飯(く…何とかあの女の人を抜けられれば…)
悟飯(でもあの女の人には、どんなに早く動いても、動きが読まれちゃうから)
悟飯(いや…そうじゃない、体が鈍って、もう昔ほどのスピードが出てないんだ…)
悟飯(…く、今更だけど)
悟飯(ベジータさんの言う通り、少しは訓練をしておくんだった…)
インデックス「機能停止まで残り15分…」
悟飯(…!)
悟飯(今そんな事言ってる場合じゃない…!)
悟飯(自分の出来る事でどうにかするんだ!)
ステイル「ふ…何を考えてるか知らないが隙だらけだぞ!」
ステイル「イノケンティウス!」
イノケンティウス「グオオオオオオオ」グオ!(炎の巨大十字架。
悟飯「しまっ…!」
ズドオーーーン!!(降り下ろされる十字架。
ステイル「終わりだね」
神裂「…! まだ…!」
ステイル「…! 何!?」
悟飯「グギギギギ…」ぐぐぐ(十字架を押し返して立ち上がる。
ステイル「…化物か」
ステイル「だが…!」
ジュウウウウウウウウウ!!!
悟飯「あちちちちちちちち!!!!」
ステイル「そのままなら数分で焼死体だね」
悟飯「く、くそ…!」
悟飯「で、でもどうすれば…」
インデックス「イノケンティウスを攻撃しても意味はありません」
悟飯「インデックス…?」
ステイル「…!」
神裂「…!」
インデックス「…ルーンが印された紙を全て破壊して下さい」
インデックス「そうすればイノケンティウスは消滅します」
悟飯「ルーンの印された紙、紙だって…」
悟飯「…!」
悟飯「そ、そうか最初にばらまいていたあの紙か!!」
ステイル「…ち!」ドカ(インデックスを踏みつける。
神裂「…」すっ(目を細める。
悟飯「あ! お、女の子の顔に何て事を!」
ステイル「今さら弱点を知られても君はすでにチェックメイトだ」
ステイル「一気に止めをさすぞ神裂!」
神裂「…わかりました」
悟飯「く…!」
ステイル「吸血殺しの…紅十字!!」ゴオオオオオ!!
神裂「唯閃」びゅおおおおお!!!
イノケンティウス「グオオオオオオオ!!!」ぐぐぐ(炎の巨大十字架。
悟飯「…!!」
ズドオーーーン!!!!
シュウシュウ…。
ステイル「や、やったか?」
神裂「いえ…」チラ(空を見る。
悟飯「はぁ…はぁ…」
ステイル「…! 空を飛ぶ術式か…厄介だな」
悟飯(な、何とか脱出することが出来たぞ…)
悟飯(魔法が気で防ぎにくいなら、あれを全部食らったらやばかったかも知れない)
悟飯(危なかった…)
悟飯(…よ、よし、とにかくルーンが印されている紙を破壊すればいいんだよな)
悟飯(だけどそこら中にペタペタ貼られまくってるし)
悟飯(一つ一つ剥がしてる暇はないぞ…)
悟飯(どうしたものか…)キョロキョロ。
悟飯(…!)
悟飯(ビルの給水塔…あれだ!)バシューン!(ビルの屋上に向かう。
ステイル「逃げたのか…?」
神裂「…どうでしょうか」
悟飯「よし…見てろよ!」ガッ(給水塔を掴む。
ステイル「あいつ給水塔に張り付いて何を…」
悟飯「はああああ!!」メキャメキャ(宙に持ち上がる給水塔。
ステイル&神裂「!?」
ステイル「ば、化物かあいつは!!」
神裂「…給水塔を持って、彼は一体何を…」
神裂「まさか…!」
悟飯「ここだ…! ハァ!」ベコォ!(給水塔に穴を開ける。
トバババババ(流れ出る大量の水。
ステイル「る、ルーンの紙が…!」
イノケンティウス「ぎゃおおおぅぅお…」
ジュウウウウウウ…(消滅するイノケンティウス。
ステイル「イノケンティウス!! くそ!」
悟飯「まだ終わってないぞ!」
神裂「く…唯…」
神裂(…!)
ぐおおおおお!!!(迫る給水塔。
神裂(給水塔を盾に…!)
神裂「ステイル飛びますよ!」ガッ(ステイルを掴んで飛ぶ。
ステイル「おわ!」
ズドオーーーン!!!(地面に落ちる給水塔。
神裂「…」
神裂「…無念です」
シュン(ステイルたちの背後に現れる悟飯。
ステイル「く…」
悟飯「でやぁ!!」バキッ!!(手刀。
神裂「く…!」
ステイル「ぐあ!」
ドサドサ(地面に叩き落とされるステイルたち。
悟飯「ふう…な、何とかなったぞ」トッ(地面に降りる。
悟飯「そ、それよりもインデックスを…!」
悟飯「大丈夫かインデックス!」
インデックス「生命活動停止まで、およそ後10分…」
悟飯「た、大変だ! 急がないと…」
悟飯(とりあえず神殿に行って、ピッコロさんに仙豆を分けて貰おう!)ぐっ(インデックスを抱き抱える。
ステイル「ま…待て」
悟飯「…! 何だ…? その体でまだ戦う気か!?」
ステイル「そ、そうじゃない…」
悟飯「な、なら何だ!?」
ステイル「何故…俺たちを殺さない…?」
神裂「…」ヨロ。
悟飯「…!」
ステイル「…な、何故だ?」
悟飯「そ、そんな事…」
悟飯「ぼ、僕はどんなに悪いやつでも殺したくないんだよ」
悟飯「それだけだ!」
ステイル「…!」
ステイル「…そうか…」
悟飯「…?」
ステイル「分かった、もういい、行け…」
悟飯「…! あ、ああ言われなくてもそうするさ…!」
悟飯「インデックス…ちょっと我慢しててね」
悟飯(ここからなら全力でいけば、3分以内に神殿につける…!)
悟飯「ハァ!」バシューン!! ゴオオオオオ!!(神殿に向けて空を飛ぶ。

神裂「…何者なのでしょうか?」
ステイル「わからん…」
ステイル「ただ、とりあえず、ここはあいつに任せておこう」
神裂「あの少年を信じるのですか?」
ステイル「そんなんじゃないさ」
ステイル「ただ…」
神裂「ただ?」
ステイル「あの状況で人殺しが嫌だから殺さない」
ステイル「なんて甘い事を言ってるやつが」
ステイル「あの子を薬漬けにしてまで、十万三千冊の魔導書を引き出すようには見えなくてね」
神裂「あの少年がそうでも、裏で操っている者は違うかも知れませんよ?」
ステイル「わかってる」
ステイル「だから一時的に預けただけだ。絶対に取り戻すぞ?」
神裂「…言われるまでもないですね」ぐ…(七天七刀を握りしめる。

ゴオオオオオ!(飛行中。
悟飯(神殿の方角は時差がずれて、もう夜なんだ…)
悟飯「…! 見えた! 神殿だ!」
バシューーン!! スタ!(神殿に降りる悟飯。
ピッコロ「…悟飯」
デンデ「悟飯さん!」
悟飯「ピ、ピッコロさん、デンデ! この子が怪我をしちゃって、えっと、あのその…」
インデックス「…」
ピッコロ「…落ち着け、大体の事はここから見てわかっている…」
悟飯「そ、そうですか! それじゃ仙豆を頂けませんか?」
ピッコロ「悪いな、この前お前にあげたのが最後だったのだ」
悟飯「え!? そ、それじゃどうしよう… 」あたふた。
ピッコロ「だから落ち着け、デンデに治してもらえばいいだろう」
悟飯「あ…! そうか!」
悟飯「頼むよデンデ!」
デンデ「はい!」
デンデ「では…さっそく」トコトコ(インデックスに近づく。
インデックス「…」チラ(デンデを見る。
デンデ「ど、どうも」
悟飯「大丈夫だよインデックス」
悟飯「デンデは地球の神様なんだ」
悟飯「怪我もすぐ治してくれるよ」
インデックス「…」ジー(デンデを凝視する。
悟飯&デンデ「…(汗」
悟飯「と、とりあえず頼むよデンデ」
デンデ「え? あ、は、はい!」
デンデ「で、では」キュイイイン(回復の術。
デンデ「…」キュイイイン。
デンデ「…?」キュイイイン。
悟飯「ど、どうしたのデンデ?」
デンデ「ぼ、僕の力が通りにくくなって、か、回復出来ません…」
悟飯「え!?」
デンデ「あ、あのインデックスさん…?」
インデックス「はい」
デンデ「たぶん魔法的な力を使ってると、僕の力が効きにくくなってしまので」
デンデ「何か魔法を使ってるなら、それをやめてもらってもいいでしょうか?」
インデックス「…それは出来ません」
デンデ「え…?」
悟飯「ど、どうしてだよインデックス、このままじゃ死んじゃうだぞ?」
インデックス「その、人…なのでしょうか?」
インデックス「見たこともない人種ですが、人としておきましょう」
インデックス「その人の力が私に干渉したときに」
インデックス「魔導図書館が読み取られてしまう可能性があります」
インデックス「情報が漏洩してしまうのであるならば、私は死を選びます」
インデックス「なので精神防御系の魔法は解く事は出来ません」
悟飯「そ、そんな! 君は自分の命よりも、その魔導書の方が大切だっていうのかい!?」
インデックス「はい」
悟飯「そ、そんなの分からないよ!!」
インデックス「理解は求めてはいません」
ピッコロ「…むぅ」
ピッコロ(な、なんだこいつの気は…)
ピッコロ(ほんの僅かだが、何か邪悪なような物を感じるぞ…)
デンデ「ご、悟飯さん…僕はどうすれば」
悟飯「え? えっと…」
インデックス「ご協力して頂けるなら、私のやり方でやって頂けると幸いです」
悟飯「え? 君のやり方?」
インデックス「はい、ここの標準時間は何時ですか?」
悟飯「え? な、何時だろ」
デンデ「20時半位だと思います」
インデックス「…」チラ(空を見る。
インデックス「星の位置と月の角度から見て一致しました」
インデックス「それでは確認します」
インデックス「ここの標準時間は7月20日、20時30分で間違いありませんか?」
デンデ「は、はいそうです」
インデックス「分かりました」スク(立ち上がる。
悟飯「い、インデックス! 無茶したら駄目だよ!」
インデックス「構いません。再生可能です」
悟飯「そ、そんな事言っても…」
インデックス「…上座の終わり、20時から12時の夜半、方位は…」スッス(自分の血で地面に何かを書いていく。
悟飯「な、何をやってるんだい…?」
インデックス「魔術」
インデックス「ここから先は…」チラ(デンデを見る。
デンデ「え…ぼ、僕ですか?」
インデックス「はい貴方の手を借りて、体を借ります」
インデックス「指示の通りにしてくれれば、誰も不幸にならず、誰にも恨まれずにすみます」
デンデ「わ、分かりました、でも何故僕なのですか?」
インデックス「あなた方の力が私たちに効きにくいように、そのまた逆もあり得るかも知れません」
インデックス「失礼ながら、貴方がこの中では、一番力が弱い方だと認識しております」
インデックス「なので協力者として最善であると結論に至りました」
デンデ「わ、分かりました。僕に出来ることなら協力します」ニコ。
インデックス「感謝します」
インデックス「それと後一つお願いしてもいいですか?」
デンデ「な、何ですか?」
インデックス「ここの場所の模型を作ります」
インデックス「なんでも良いので、手のひらサイズ位の大きさの物をいくつか貸して頂けますか?」
デンデ「は、はい」
デンデ「ポポさん、探してきてもらっても良いですか?」
ポポ「はい神様」
…。
……。
模型を作る。
インデックス「…」パラパラ(小さいガラス玉を模型に投げる。
デンデ「…?」
インデックス「すみません」
デンデ「は、はい!」
インデックス「これから私の指示を正確にやってもらえると幸いです」
デンデ「手順ですか?」
インデックス「そうです。万が一手順を間違えた場合」
インデックス「貴方の肉体に深刻なダメージをおってしまう可能性があるのでお気をつけください」
デンデ「え? え? え?」
インデックス「では始めます」
デンデ「は、はい!」
悟飯「大丈夫ですかね…デンデ」
ピッコロ「さあな…俺も本当の魔術と言うのを見るのは初めてなんだ」
ピッコロ「どうなるか分からん」
インデックス「天使をおろして神殿を作ります」
インデックス「私の後に続き唱えて下さい」
インデックス「…」
インデックス「あ─…♪あ─↓♪あ─↑♪あ─…↑↑ ♪ 」
デンデ「…」
インデックス「あ─…♪あ─↓♪あ─↑♪あ─…↑↑♪」
デンデ「 あ、あー…あー↓あー↑あー…↑↑」 アセアセ。
インデックス「あ─…♪あ─↓♪あ─↑♪あ─…↑↑♪」
デンデ「 あー…あー↓あー↑あー…↑↑」
ゴゴゴ!(神殿が揺れる。
デンデ「うわ!」
ピッコロ「む…!」
悟飯「な、何だ!?」
インデックス「リンクしました」
デンデ「り、リンク?」
インデックス「模型は今いるこの場所とリンクしています」
インデックス「この場所で起きた事は、模型にも起きます」
インデックス「模型に起きた事はこの場所にも起きます」
インデックス「…」
インデックス「…! 思い浮かべなさい!」
デンデ「は、はい?」
インデックス「金色の羽を持つ天使、二枚の羽を持つ美しい天使の姿を…!」
デンデ「て、天使ですか?」
インデックス「そうです。貴方の意思で天使の形を作り込んで行くのです」
デンデ「は、はあ…」
デンデ(で、でも天使って何だろう?)
デンデ(願いを叶えてくれる存在なのかな?)
デンデ(うーん…天使…天使)
ほわわわ…(空中に浮かび上がる影。
ピッコロ「何か出てくるぞ!」
悟飯「あ、あれが天使…!」
悟飯「…ん?」
悟飯(…あれ? 羽はあるけど、あの姿って…)
悟飯(ポルンガ…? うわ懐かしいな~)
悟飯(それにしてもデンデの中で天使ってあれなんだ。はは)
悟飯(でも天使なのにポルンガで大丈夫なのか…?)
シュワワワワ…(青い光が辺りを包み天使? は消え去る。
悟飯「き、消えた…失敗…?」
インデックス「…」
インデックス「…マナの補充に伴い、生命の危機の回避を確認」
インデックス「ヨハネのペンを休眠します」
インデックス「はぁ…」ガク。
悟飯「インデックス!」タタタ!(インデックスに駆け寄る。
悟飯「だ、大丈夫!?」
インデックス「ご、ごはん…うん怪我はもう大丈夫」
インデックス「怪我で失った体力が戻ってないだけ…」
悟飯「そ、そっか良かった…!」
インデックス「…うん良かった…」
悟飯「え?」
インデックス「ここで私が死んじゃったら、ごはんに背負わせちゃうかもって」
インデックス「だってごはんは良い人、だからね」ニコ。
悟飯「…!」
悟飯(インデックス…自分の事よりも僕が悲しむ事だけを心配して…)
悟飯(はは…全く変なところで律儀なんだな)
悟飯「…インデックス」
インデックス「ん…?」
悟飯「もうそう言う心配する必要は無いよ」
インデックス「え?」
悟飯「だってこれからは僕があいつらから守ってあげるからね」
悟飯「だから安心して!」
インデックス「やっぱりごはんは良い人だね…」
インデックス「ありがと…ごはん」
インデックス「…」スッ(目を閉じる。
悟飯「…? インデックス?」
インデックス「すぅ…すぅ…」寝息をたてる。
悟飯(インデックス寝ちゃったのか…)
悟飯(何か今だ何が起きてるのか要領は得ないけど)
悟飯(インデックスは僕を頼ってるんだ)
悟飯(守ってあげないと…)
悟飯(そう僕が守ってあげるから、今は安心しておやすみ…)
インデックス「くぅ…くぅ…」

続く  

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