【アニメ紹介】2016夏アニメ「Orange」紹介 未来から自分宛の手紙が来るちょっと不思議な学園青春ストーリー
こんにちわどうもてんたまです。
2016夏アニメ「Orange」を一通り視聴しましたので、さわり程度にその作風のご紹介をします。
追記
作品のスタイルは「SF+学園青春+ラブストーリー」となっています。
そちらがお好きな人は是非覗いて行ってください。
そうでない人もどんなアニメか少しでも気になったらどうぞ!
Orange紹介
Orangeとは?
高野苺先生による漫画原作のアニメで、物語は主人公の高宮菜穂(タカミヤ・ナホ)が、ある日いつもの様に学校に登校しようと家を出ようとした時に玄関先に落ちていた自分あての手紙を見つける。
その手紙の差出人は10年後の自分からで、その書いている内容はクラスに転校してくる「成瀬翔(ナルセ・カケル)」と言う男子にやっておけば良かったと言う様々な後悔が綴られていた。
菜穂は最初のその手紙の事を不可解に感じた物の、手紙に書いてある出来事が正確に起こるため手紙を本当だと信じ、10年後の自分の後悔を消すために行動するのだが…と言う物語になっている。
作風紹介
リアルの中にあるちょっと不思議な雰囲気が良い
Orangeは高校が舞台の学園物ですが、可愛い女の子が登場するベタな萌え系とかそう言うのではなくまたコメディー要素も抜いた、現実に近い高校生たちの学校生活を描いた世界観になっています。
そんな普通で変わらない筈の現実の世界に「未来からの手紙」と言う非日常的な物が加わるほんのり不思議な雰囲気って、まるで自分にも素敵な事が起こるかもって夢を思わせてくれる感じが良いですよね。
手紙通りやろうとしても中々上手く行かないもどかしさ良い
手紙を信じた高橋菜穂は、手紙に書いてある通り行動しようとするのですが、それは女の子にとって言うは易し行うは難しの難問ばかり。
手紙を信じればよくなると分かっていても、中々行動に移せない菜穂のもどかしさは見ててイライラする人は多いかも知れませんが、そのイライラが物語を面白くしていると筆者は感じます。
そして悩みに悩んでついに行動に移せたり成果を出せたりすると、まるで自分のように嬉しく感じ惹きこまれてしまう雰囲気がとても良い。
甘酸っぱい二人の関係
手紙の通り行動しようと翔に様々なアクションを起こしていく菜穂ですが、その時の菜穂の照れ具合や伝わるかどうかの駆け引きの甘酸っぱい青春ラブストーリーは、見ているだけで、とても胸が熱くなります。。
また萌えアニメ系では無いですが、照れ照れする菜穂の顔は自然に「可愛い」と言葉出るほど萌えてしまう。
取り戻す事は出来ない遠き過去を考えさせられる
未来からの手紙で過去を変えようとする、ちょっとしたタイムリープ的な話が盛り込まれた作品になっているOrange。
普通に生きていればあの時ああだったらこうだったらと、過去にやって失敗だった選択や行動の一つや二つはあるかと思います。
そんな筆者のような人間がこのアニメを見ていると、未来を変えようとする菜穂を見て、自分もあの時こうすれば未来は変わったのだろうか? でも知っていたからと言って本当に自分にその行動が出来たのかと、とても考えさせられてしまいますよね。
悲しい最後を迎える筈の翔の運命は一体どうなるのか気になる
たぶん未来の菜穂が一番後悔したであろう翔の悲しい顛末。
何をしても未来は変わらないのか? それとも変わるのか?
これが手紙を貰った今の過去の菜穂の世界で、どんな結末を迎えるのか、アニメを最後まで見たくなるくらいとても気になります。
個人評価&まとめ
☆☆☆☆★
たぶんこのアニメは見る人で随分評価が割れる作風になっているかと思います。
あの菜穂の勇気を踏み出せなくて悪い方向に行ってしまう展開は、結構イライラを感じる人は多いかも知れませんね。
しかし、中々進まない話だかこそ進んだ時の達成感やそう言う物が感じられるので、筆者的にはこのアニメの作風・雰囲気はとても大好きです。
なので見た方が良いアニメである☆4評価にさせて頂きました。
人に物を伝えるむずかしさのもどかしさ。
このもどかしさが見ていてとても心に迫り心にぐっと来るアニメ。
たまにはこんな作風のアニメを楽しむのも良いかも知れません。
また作風が「耳をすませば」や「あの花」などに似ているので、こちらのアニメが好きな人にはお勧めのアニメなので良かったらぜひ視聴して下さいませ。
と言う所で2016夏アニメ「Orange」の作品紹介の話は終わりにしようと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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