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【ゲーム日記】FF15の発売延期を見て、そこまで質にこだわる必要があるのだろうか? と考えた話

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こんにちわどうもてんたまです。

 

前々から物凄いグラフィックと言うキャッチコピーで、何かと騒がれていたFF15の発売が、後一ヶ月に迫っていたのに、しかしここに来て開発者側が、そこからまさかの2ヶ月も発売を延期する、お知らせを出すと言う、ちょっとした事件が最近ありましたね。

この発売延期に対しては筆者的には、昔ドラゴンクエストなど平気で発売延期などあったりしたのを体験した世代なので、そんな気に止める出来事ではありませんでしたが。

しかし発売を心待ちにしていた人や、さらにそれで糊口をしのいでいる、ゲーム販売の小売店に取っては、前払いでソフトの購入代金払っている分、運転資金の事を考えたら冗談では無い話らしく、怒りの声のツィートが出回っているのを見かけました。

私は何となくそれを見て、発売延期で困る、と言う事は昔からあった事かも知れないけど、昔よりそう言う困っていると言う現場の主張が、本当に自由に簡単に出来る時代になったと、時代の流れを何となく感じました。

さてこんな感じに発売延期が起きた事により、様々な方が迷惑をこうむったFF15の発売延期問題ですが。

とりあえずメーカー側の延期の理由は「更なる完成度を目指して」という事で、期日までに納得する仕上がりにならなかった、と言うのが理由らしいです。

その理由の真意は分かりませんが、とりあえず質、つまりFF15の最大の売りであるグラフィックを更に納得できる物になるまで発売延期したと仮定して考えますが。

果たしてこのグラフィックの質にこだわる理由はあるのかと疑問に感じます。

それは正直ゲームが面白ければグラフィックなどオマケでもいいんじゃないかって考えがあるからです。

しかしFF15の開発チームは私の考えとは全然違う視点からゲーム作りを考えてました。

それは開発チームの考えは最初から世界の凄いグラフィックのゲームに対して、対抗する事を考えて作っているからだそうです。

私はその情報を見た時はっとしました。

そう言えば私が低レベルなグラフィックのゲームで満足してしまっている間に、世界のゲームのグラフィックのレベルが日本を遙かに凌駕している、と言う記事を、昔見かけた事を思い出したからです。

かつてゲーム産業世界一だった日本のグラフィックレベルは、今の世界レベルから見たら見る影もないくらい低レベルになっているのです。

まあそれはソシャゲなどのグラフィックやゲーム性より自分が楽しめれば良い事だけを重視したゲームに、多くのゲーマーが流れてしまった事から、本気でゲームを作っても仕方が無いと言う流れを作ってしまった、私のような凡人ソシャゲプレイヤーの責任なのでしょうがありませんが…。

実際、昔ゲームメーカーの人と話す機会があって、その事をお話した事があったのですが、その人も家庭用で本気でゲームを作るより、スマホでやる課金制のゲームを作っていた方が全然儲かるからと苦笑しながら言ってました。

つまりこう言う流れにより、日本のゲームの質と言う物はかなり落ちてしまったと言う事なってしまったんですね。

昔はグラフィックより面白いゲームを作る事が、ちょっと美談ぽく感じた事もありますが、そう言うゲーム制作もいきすぎると、こう言う本人が楽しければ良い面白ければ良いんだと言う、勘違いした方向にゲーム制作の技術力の方向性は向かってしまい、もしかしたらそんな経緯から、簡単なゲーム性のソシャゲがはびこり過ぎる世界になってしまい日本のゲームの質と言う物は落ちてしまったのかも知れませんね。

まあそんな感じに、かつてのゲーム大国日本が世界に負け始めていると感じたFF15の開発陣の人たちは、世界に対抗する、そんな思い入れでこのFF15を作り始めたらしいのです。

それから考えると、確かに販売してくれる人やゲームを待ち望んでいた人には迷惑な発売延期かも知れませんが、世界に対抗するには生半可な出来ではダメだから、これは必要な発売延期だったかも知れないと筆者は感じます。(とは言え許される事ではないのは当然ですが…)

ともあれ、そんな開発者の熱い思いを感じられると、最初FF15を見て、水や料理の質感とかどうですかって開発者の人が意気込んで発表してた時など、正直その時は、こんな所こだわってゲームの何が面白くなるんだと馬鹿にしてましたが。

今考えると、昔見たファミ通に記載されていた、スーパーファミコンのロマシングサガの発売前の開発状況の写真で、ただ雪の上に足跡がついただけで、無邪気に「スゲー!」って感じられたのに、今の自分はそれに慣れ過ぎて、そんなゲームの細かいこだわりを、心から楽しむ事と言うのを忘れていたのでは? と、そんな事を考えれるきっかけになりました。

だからと言う話ではありませんが、質にこだわってゲーム作りをしている開発者の人たちは大切にしなくてはいけないのでは? と感じました。

昔面白いと思ったゲームは、何でこんなくだらない所まで作り込んでいるんだよ、と無駄だけど開発者の熱い思いを感じられたゲームだけだったからです。

だからこの発売延期はきっと良い事だったのだと、筆者は思います。

正直な話、FF15は主人公がホストみたいなキャラばかりだし趣味に合わないから買う気はなかったです。

だけど、質にこだわってくれるこの人たちなら、きっと面白いゲームになっているに違いないから、自分はこの発売延期で買う事を決めました。

最近PS4は使っていなかったのでしまっていましたが、FF15の発売日までに、ゲームが出来るように繋ぎ直しておきましょう。

発売日当日からFF15をやるために。

 

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