【アニメ感想】2016秋アニメ「夏目友人帳伍」2話感想 小さな女の子の妖怪が昔日の頃から想いを伝え続けようとしたエピソードにジーンとくる!

こんにちわどうも、てんたまです。
2016秋アニメ「夏目友人帳伍」2話を視聴しましたので、その感想をご紹介しようと思います。
前回は、レイコが物を盗んだと怒るカヤツボの話でしたが…。
・前回1話感想
遠い年月の果てにあったレイコの過去にじんわりと来る話でしたが。
今回はどんな素敵なエピソードを見せてくれるか? 非常に楽しみですね!
夏目友人帳伍 2話感想
あらすじ
夏目はある雨の日に、偶然妖怪の物らしきタオルを拾ってしまう。
つい勢いで持って帰ってしまったので返しに行こうとするが、そのタオルを取り返しに妖怪が夏目の家に来てしまう。
その妖怪は最初は不気味な恰好をしていたので、よく分からなかったがよくよく見れば可愛い女の子。
ほっと一安心した夏目はその女の子妖怪にタオルを返すが、女の子妖怪はただ単にタオルを取り返しに来た訳では無く、実は夏目に用があってきたらしい。
その用とは今返したタオルにまつわる事らしいのだが…。

新キャラ&前作キャラ紹介
雨の女の子妖怪 新キャラ

今回のメインキャラ。
雨に関係がありそうな妖怪だけど名前は不明。
夏目に用があって来たらしいのだが、友人帳がらみではないらしい。
認めていない者は「貴様」呼ばわりしたりと口は悪いが、基本的に天真爛漫な無邪気な少女。
西村悟(にしむら・さとる)前作から

夏目と同じクラスで、夏目が初めて出来た同級生の友達。
性格は明るく能天気だがちょっとした事でも夏目を心配する優しい性格している。
また夏目が妖怪を視る力を持っている事は知らない。
一期から登場しており、タキが好きになった事から、その絡み話で少しキャラが目立つようになった。
北本篤史(きたもと・あつし)前作から

西村と同じく夏目の親友。
西村とは正反対の思慮深い性格しており、周りを見るしっかり者。
ただ良い奴ではあるが、目立った話も無くキャラは薄い印象。
こちらも一期から登場している。
2話のポイント
西村の女の子絡みの話が来るが?
急に雨が降る中困っていると、何故か西村に可愛い女の子が、傘を貸してくれると言うラブコメイベント発生!

しかしそのオチは、その彼女は彼氏持ちだったと言う結末で何事もなく終わった。
西村ってサブキャラでありながら、結構女の子絡みの話が良くあるけど上手くいく事はほとんどないですよねw
哀れ! って思うけど、その話がある分北本よりキャラが目立っているから、そんな話がある分良いかもとも思えてしまうw

今回の妖怪はキュートな可愛い女の子
最初出た時はホラー過ぎて夏目同様驚いてしまいましたが、面と向かって見てみるとこんなに可愛い女の子。


見た目がこのくらいの年齢の妖怪で女の子が出たのって初めてなような気がします。
確か見た目が子供の妖怪って、男の子の子ぎつねくらいしかいませんでしたからね。
夏友人帳は全く女性キャラは出ないと言う訳じゃありませんが、今まで見た事が無いので何か珍しいですね。
妖怪と人間の生きる時間が違う切なさを伝える話だった
少女妖怪が夏目の元を訪ねたのは、元々借りたタオルを人間に返したいと言う話でしたが、よくよく聞いてみると、たまたま雨の中はしゃぐその少女妖怪の姿を見えた青年が、風邪を引くといけないと言う事で、その少女妖怪を拭くために貸してあげたタオルだったとの事。

以来その青年が気に入った少女妖怪は、タオルを返そうと青年の元に訪れますが、もう青年には少女妖怪の姿は見えなくなっていました。
普通の人間の青年にその少女妖怪が見えたのは、雨の日に特別な事が重なって偶然見えただけで、それは奇跡のような物だったらしく、以来どんなに少女妖怪が声をかけようとも青年は気づきません。
雨の日にはしゃいでいたから見えたのではと思い、雨の日には目の前でわざとはしゃいでも見えません。
見えなくて気づかれなくて、それでも気づいて欲しくて声をかけ続けました。
声をかけ続けて50年の年月が過ぎました。

しかし青年はいつしか老人となり、そして少女妖怪が夏目の元に尋ねてきた一年前からその人は来なくなってしまい、どうしても生きている間にタオルを返したくて、妖怪を視る力を持っている夏目のところに尋ねに来たと言う訳でした。
この永遠の時を生きる妖怪と、その時間から見たら一瞬しか生きられない人間との生きる時間の違いにどうしようもない切なさを感じてしまう良いお話ですよね…。
今回のオチ
タオルは返せたけど、もう年を取り過ぎて妖怪少女との記憶もあいまいになっている事から、少女妖怪は自分の事を少しでも思い出してもらいたかったでしたが、あきらめて帰る事にしてしまいます。

そんなしょんぼりする妖怪少女に夏目は何かしてやりたくて、その元青年にタオルを返してもらった一筆みたいなのを下さいと頼みます。
それを聞いた元青年はそれでは、と言う感じに新しいタオルをくれます。
最終的には思い出してもらえないから、それをやる意味があったのか? と感じるところもありますが、何か出来ないかと言う夏目の熱意と、そしてそのタオルで無邪気に喜ぶ妖怪少女の姿を見れば、難しい話など関係なく良かったと思える良いラストでしたね。

終わりとまとめ
今回は可愛い少女妖怪登場と言う事で、それだけで萌える話でしたね。
特に人ごみでオロオロしてるところ夏目の手をきゅって握るところがさいかわすぎる!

そんな感じに少女妖怪の可愛さだけで充分な話でしたが。
そこに年月の郷愁的な話を入れてくるのは破壊力強すぎて反則でしょーって感じの、ついついホロっとしてしまう話にもう感動の一言ですね。
ずるいよ、いいよ、ずるいよ、いいよ、ずるいよ、いいよ、いいよ、いいよ。
もう夏目友人帳の反則的な感動は本当に堪らない!
前回のカヤツボの話もじんわり来ましたけど、今回は確実にそれ以上でしたね。
いや~…良かった(TT)
次回3話もこんな話を期待しています!
と言うところで2016秋アニメ「夏目友人帳伍」2話の感想の話は終わりにしようと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは!
次回3話感想記事
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オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 45話 魔王「これが痛み?」

こんにちわどうも、てんたまです。
オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第45話書きました。
話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。
今回45話あらすじ
前回女勇者に裏切られ、魔法使いに捕まってしまった魔王と魔族の子供たち。
魔法使いの魔法に耐えられるかどうか試すと言われ連れて行かれるが、一体何をされてしまうのか?
*勇者の表記を女勇者に変更しました。
分かりやすい魔王x勇者物とSS形式の小説、そして3000文字程度の短い文章でまとめた、大変お気軽に見れる物となっていますので、興味が惹かれましたら、良かったら読んでみてくださいませ~。
(ごめんなさい! 今回は4000文字です)
・一話から
オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」 - 小説書きながら気ままにオタライフ
45話冒頭
エルフ兵士「キリキリ歩け!」
魔族子供1「いてーな! 言われなくても歩くから押すなよっ!」
エルフ兵士「生意気な口を聞きやがって…」
エルフ兵士「今ここで殺してもいいんだぞ!」
魔族子供1「だ、だからやるならや、やれって言ってるだろ!」
エルフ兵士「ふん! 本当に私がやらないと思ったら大間違いだぞ?」
エルフ兵士「見せしめにお前が死ねば、他のやつも生意気な事も言わなくなるだろうからな…」
魔族子供1「ごくっ…」
魔王「止めてください!」
エルフ兵士「うるさいっ!」ビシッ!
魔王「? 脅してるのに何で軽く叩くんですか?」
エルフ兵士「なっ…! 貴様~舐めた口を…!!」
魔法使い「止めろ…」
エルフ兵士「あ、ま、魔法使い様…しかし」
魔法使い「良いから…子供は人質だ、魔族をおびき寄せるまで傷つけるな」
エルフ兵士「しかし…い、いえ分かりました」
魔法使い「それと自称魔王も迂闊に傷つけるな」
エルフ兵士「え?」
魔法使い「私が壊す楽しみが無くなるだろ」
エルフ兵士「え、ええ、そうでしたね、失礼しました」ニヤリ
魔法使い「うむ」
魔族子供♀「…」ジー。
魔法使い「…何だ」
魔族子供♀「えっと、魔族子供1ちゃんを助けてくれてありがと」
魔法使い「ふん…助けたつもりはない、それに私たちに礼など言って良いのか?」
魔族子供♀「え?」
魔法使い「私たちはお前たちを利用して、お前たちの親を殺そうとしてるのだぞ?」
魔法使い「そんな者に礼など…」
魔族子供♀「いないもん…」
魔法使い「何?」
魔族子供♀「私のお父さんもお母さんも、戦争で死んじゃったもん」
魔法使い「…!」
魔法使い「ふ、ふん、そうか…私が女勇者と魔界に攻めこんだ時にでも殺したか?」
魔族子供♀「うん…たぶん、勇者を迎え撃つって出てちゃって帰って来なかったから…」
魔法使い「む…」
魔族子供♀「ここにいる子供はみんなそうなんだ…」
魔法使い「何…?」
魔族子供1「…」
魔族子供2「…」
魔族子供3「…」
魔族っ子幼「みんなせんそーこじってやつになったんだけど、おとーさんが拾ってくれたんだよ」
魔法使い「お父さん?」
魔王「七魔将軍の一人の戦魔将軍さんの事ですよ」
魔法使い「ああ…そう言えばそんな奴もいたな」
魔法使い「七魔将軍の癖に何処に逃げたのかと思っていたが…そんなくだらない事をやっていたのか」
魔族子供1「くだらないとは何だよっ!」
魔法使い「くだらないからくだらないと言ったんだ…魔族が良い事をしてるフリをするな…」
魔族子供1「! ふざけんなっ! 戦魔のおっちゃんは良いフリなんかしてない! いつでも本気でやってるんだ! 馬鹿にするなっ!」
魔王「お、落ち着いて魔族子供1さん、ここは、し、刺激してはいけません…」
魔族子供1「うっせー! 腰ぬけ魔王は引っ込んでろ! やっぱりこいつらはとーちゃんたちの仇なんだ!」
魔族子供1「その上俺達の面倒を見てくれた戦魔のおっちゃんまで馬鹿にしやがって!」
魔族子供1「死ね、死んじまえ! クソエルフ!」
エルフ兵士「こいつ…調子に乗りやがって…やっぱりここで…」
魔法使い「構わん」
エルフ兵士「し、しかし」
魔法使い「構わんと言っている」
エルフ兵士「は、はあ…」
魔法使い「おい小僧」
魔族子供1「な、何だよ…」
魔法使い「良いだろう私を嫌え」
魔族子供1「な、何だって…?」
魔法使い「私もお前たちを嫌うからな、徹底的に…」
魔族子供1「何…」
魔法使い「親が殺されただと? なら私は魔族に娘を殺された」
魔族子供1「…!」
魔法使い「お前と同じように悲しみ怒り憎んだ」
魔法使い「だがお互い様だなどと言う気は無い…」
魔族子供1「何…だと」
魔法使い「そんな言葉で片付けられない…片付けられないほど…ただ純粋に魔族にこの怨みを返したい」
魔法使い「謝罪もいらない、聞かない」
魔法使い「魔族が何をしてもされても…例えただ一人になっても、肉片になっても娘を殺されたこの怨みは必ず魔族に返す」ギロ
魔族子供1「ひっ…」
魔法使い「子供が…勢いだけで物を言うなよ?」
魔族子供1「…」
魔族子供♀「魔族子供1ちゃん…」
魔法使い「だからお前も私を親の仇と怨んでも良いのだぞ?」
魔族子供♀「私は…」
魔族子供♀「よく分かんない…」
魔法使い「分からない…? 私はお前の親を殺したのだぞ?」
魔法使い「怨みを感じたりしないのか?」
魔族子供♀「それは…」
以下の続きは小説サイトで読めます。
面白く感じたらこちらで読んで頂けるとありがたいです。
・カクヨム
第45話 魔王「これが痛み?」 - 敗戦魔王の戦後処理(てんたま) - カクヨム
・小説家になろう
・次回46話
オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 46話 魔王「魔法使いさんの授業?」 - 小説書きながら気ままにオタライフ
・前回44話
オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 44話 魔王「戦後謝罪に行ったら勇者にむちゃくちゃにされた件」 - 小説書きながら気ままにオタライフ
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