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オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 47話 魔王「過去にあった旧魔王軍の非道」

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こんにちわどうも、てんたまです。

オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第47話書きました。

 

話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。

 

今回47話あらすじ

勝負で負けた魔王たちは、魔法使いから道徳と正しい歴史認識を学び清い心になれたらな命は助けると言う条件を出される。
戦中は眠っていた事から、一体何があったのか逆に興味津々だった魔王はエルフの授業に耳を傾けていると、魔法使いは自分の体験談から、魔族がいかにしてエルフの村に攻めてきたかを語り出す。

 

*勇者の表記を女勇者に変更しました。

 

分かりやすい魔王x勇者物とSS形式の小説、そして3000文字程度の短い文章でまとめた、大変お気軽に見れる物となっていますので、興味が惹かれましたら、良かったら読んでみてくださいませ~。

 

 

・一話から 

オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

 

47話冒頭

魔法使い「魔族が人間界に侵攻するための手始めとして、我が妖精界に攻めこんできたのは…」
魔法使い「たおやかに月光る静かな晩」
魔法使い「突然、本当に突然やって来た」
魔法使い「私はその時、娘が熱を出していたので、冷たい水を取りに村の中央にある井戸にいた」
魔法使い「そこで水を汲み上げていた時だ」
魔法使い「突然、私の真横が光ったと思ったら、私は宙を舞っていた」
魔法使い「そして地面に落ち、落ちた衝撃でしばらく悶えていると、周りから火の手が上がった」
魔法使い「一斉に…まるで炎が一匹の巨大な竜になって村を食い潰していくかのように、あっという間に周りは火の海になった」
魔法使い「そしてところどころから上がる悲鳴…私はそこで何かに襲撃されたんだと気付いた」
魔法使い「そう感じた私がすぐに思った事は娘の安否だった」
魔法使い「私は走った、地面に打ち付けられた痛みも忘れ娘の元に走った」
魔法使い「私たちが住んでいた家も当然燃えていた」
魔法使い「私はそれでも中に入り、娘が寝ていたベッドに向かった」
魔法使い「そこはむせるような熱気に包まれていたが、何とか娘は無事だった」
魔法使い「私は娘を守るためすぐ村を出ようと外の森に向かった」
魔法使い「しかしそこで私は誰がこの村を襲ったのかを理解した」
魔法使い「村の外の森には待ち構えるように奴がいた」
魔法使い「奴が…妖魔将軍がいたのだ」
魔王「妖魔…将軍…!」
魔王(確か勇者さんが拷問して殺したって言う元魔王軍七魔将軍の一人…)
魔法使い「そう妖魔将軍がいたのだ」
魔法使い「奴は私たちの姿を認めると、格好の獲物を見つけたように笑った」
魔法使い「私はあの時ほど、魔族のおぞましい笑みを見たことが無い」
魔法使い「それほどやつの笑みには醜悪なそれがあった」
魔法使い「私は直感で捕まってはいけないと感じて逃げた」
魔法使い「しかしあの頃は、今のような魔法を使える力などは無いただのエルフの母親…」
魔法使い「そんな私が熱でうなされる娘を抱えて逃げるのは無理だった」
魔法使い「森に入る前に捕まり、私と娘、そして生き残った村の住人と共に中央の広場に集められた」
魔法使い「そして妖魔将軍は、集めた私たちにまずこう言った」
魔法使い「家族とそうでないもので分かれろ」
魔法使い「大人しく言うことを聞けば家族の命は助けてやる」
魔法使い「奴はエルフの仲間を思う心と強い絆を知っていた、だからそう聞いたのだ」
魔法使い「そう言えば、必ず仲間を守ろうと正直に言うとな」
魔法使い「そして言われた通り家族で無かった者が前に出て、端から首をはねられていった」
魔法使い「みんな気にするなと言わんばかりに微笑んでいたよ」
魔族っ子幼「…もうやだぁ…えっえっ」
魔族っ子幼「そんなはなしききたくないよぅ…うう…」
魔族子供♀「魔族っ子幼ちゃん…大丈夫?」なでなで。
魔族っ子幼「うう…」
魔族子供1「…」
魔王「あ、あの魔法使いさん」
魔法使い「…何だ?」
魔王「ちょっと内容が…子供に聞かせるにはいくら何でも厳しいのでは無いでしょうか?」
魔法使い「厳しい?」
魔王「は、はい」
魔法使い「はは…この程度でか?」
魔王「こ、この程度…!?」
魔法使い「そうだ…妖魔将軍はそれすら生ぬるく感じる更なる非道な行いをやった…」
魔法使い「そしてお前たち魔族はそれを聞く義務がある」
魔法使い「例え子供であってもな…」
魔王「…」
魔法使い「…話を続けるぞ」

 

以下の続きは小説サイトで読めます。

面白く感じたらこちらで読んで頂けるとありがたいです。

 

カクヨム

第47話 魔王「過去にあった旧魔王軍の非道」 - 敗戦魔王の戦後処理(てんたま) - カクヨム

 

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