【アニメ感想】うしおととら31話 流の結末は原作通りか…悲しいTT
こんにちわどうもてんたまです。
うしおととらの31話を視聴しましたのでその感想を書いていこうかと思います。
一部ネタバレもございますので、予めご了承のうえお読みくださいませ。
【初めに、うしおととらとは?】
主人公うしおは、とある事から自分の家の地下で、獣の槍と呼ばれる妖怪殺しの槍に磔にされていた、齢2000年の大妖怪とらから、その槍を引き抜いてしまい、以来そのとらとともに妖怪と戦う非現実世界に足を踏み入れる事になってしまった、中学生が主役のダークファンタジーである。
【前回のお話】
ハマー機関の使いの者に連れられて、その場所へ向かっている途中、白面の者に寝返ったと言う秋葉流に襲われてしまう。
横やりが入り何とか本格的な戦いにはならなかったものの、その事実に動揺を隠せないうしお。
しかし驚くべき事はさらに続く。
今度は白面の者に騙された自衛隊が、うしおの母親と真由子がいる岩柱に攻撃をしようとしていると、ハマー機関の科学者から知らされる。
その事実に急ぎその攻撃目標である沖縄に向かおうとしたうしおだったが、最後の戦いの前に身辺整理がしたかったうしおは実家に帰ると紅蓮の手下に襲われてしまう。
パワーアップした紅蓮の手下は手ごわかったが、うしおは科学者にもらった鎧を、そしてとらは字伏たちが集合体となった鎧をまとい、その力で手下たちを倒すのだった。
そして本当に最後の出発の前に、うしおととらは初めて土蔵で出会った時のやりとりを演技して、槍を抜いた時の事を感慨深く考える。そしていよいよ母親たちがいる沖縄へと向かうのだった。
【今回の話】
いよいよ時間も迫り、母親を攻撃しようとしている潜水艦がある空母へと急いで向かううしおととら。
しかしそこには秋葉流が待ち受けており二人の行く手をさえぎる。
いくらうしおが声をかけても「白面の者に寝返った」と言って答えを変えない流。それにとらが流の相手をする事でうしおは先に行くが、しかし流を殺したら許さないと釘をさすのだった。
その後空母内に入ったうしおは自衛隊を説得しようとするが、既に秋葉流のウソによりうしおは白面の者の手先であると信じ込まされていた。
何を言っても信じてもらえない状況に打つ手を無くすうしおだったが、たまたま飛び込んだ部屋に待機していた、ウィンディーネと言う最新鋭の潜水艦の乗組員が、気骨ある年配者だったからか、うしおのいう事を信じてくれて、乗組員はうしおの人質になるフリをしてそのままウィンディーネに乗り込み母親の所まで連れ行ってやると約束するのだった。
その流れでウィンディーネに辿り着いたうしおだったが、そこでハマー機関のヘリに乗った麻子が突然現れ、うしおが白面の者と戦ったら獣の槍に魂を吸い尽くされる事を知っていた事から止めよとするが、うしおは穏やかに麻子を説得し、そしてガラス越しに麻子が好きである事を口漏らすと、そのまま戦いへと赴くのだった。
一方流ととらの戦いは流が驚異的な戦いを見せるが、とらには一歩及ばず、地面を舐める事になるがそれでも食らいつき己が全てを賭けた一撃「月輪(ガチリン)」撃ち放つ。それにとらも答えるかのように月輪を打ち破ると、今度こそ本当に流の首筋を引き裂き止めを刺すのだった。
そして今わの際の言葉を聞いて「だからよわっちい人間はキレーなんだ」と悲しそうに言ってとらはその場を去って行くのだった。
うしおととら31話 終わり
【今回の見どころ】
・とらvs流
この戦いにより流が何故裏切り白面の者の手下になったのかが分かります。
飄々として、人付き合いも上手そうな流が抱え込んでいた「闇」が彼をそう駆り立てたのだと分かるシーンでしたね。
そして今わの際の言葉を聞いたとらがポツリと言った言葉がさらに悲しさを引き立てました。
これは原作で見た時は、長い長い物語が秋葉流と言う人間像積み上げてきた分本当に悲しく感じた話でした。
短いアニメだけだと、どうしても思入れと言うか感情移入が薄く感じる人もいるかも知れませんが、私は漫画で見た脳内保管のおかげで、凄い名シーンに感じられました。
十数年の時を経て再現されたこのシーンにただただ感無量です。
・うしおが麻子に初めて好きと言ったシーン
こちらもアニメだけだと分かりませんが、漫画だと確か30巻近いくらいに、ようやく喧嘩仲でしかなかった麻子に、うしおが本当の気持ちを口漏らしたシーンで、長い間かけて読んでいると本当に感慨深く感じたシーンの一つだ。
アニメでも結構感じが出ているシーンになってて良かったと思う。
と言う所で「うしおととら」31話の感想の話はここで終わりたいと思います。
後、今後消化していく話も色々とあって気になる所ですが、それはネタバレ防止の為に見てのお楽しみという事でその時にでもお話しようと思います。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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