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初代ミリオンゴッドで100万借金した話#2 打てば万枚〜ミリオンバブルそして崩壊

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こんにちわ、どもどもてんたまです。

僕がかつて社会現象にまでになった、モンスターマシン初代ミリオンゴッドをリアルタイムで打って、天国と地獄を体験した思い出話の#2、前回の#1では初打ちと初GODの体験談をお話しましたが、今回はミリオンゴッドで天国を味わったお話をします。

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初打ちで15000枚出した僕は、もちのろんで味をしめてミリオンゴッド打ちまくる日々送ってしまいます。

すると不思議なもので、あんなクソ負ける仕様だったにも関わらず、打てば響く、と言った感じで、投資分が捲れない範囲を超えない打ちに、PGGなりGG連なりして、5000枚、万枚を出す日々が続いてしまいます。

ちなみにあの頃PGGはあくまでオマケの要素であり、本当に出る台はただのGG連が高継続する台が良い流れと設定を持っている台と考えられており、それにPGGがさらに上乗せすれば30000枚、さらに40000枚50000枚と出る台のドラマティックパチスロな流れでした。

まあ、結局どこもそんなGG連が高継続するような設定は入れておらず、当時の攻略誌パチスロ必勝ガイドにもPGG引ければ勝ちって書かれてたように、ユーザーの大半はPGG狙いで打つ人がほとんどでしたけどね。

何より押し順さえ守っていれば目押しの入らない台だったので、老若男女を選ばないところも、悪魔的仕様な台でした。

まあそんな感じでミリオンゴッドで連勝しまくってしまった僕は、普通では考えられないほど、大金を手にしてしまい、その金額は手持ち30万、銀行に50万と、計80万と言う、普通に働いていたら中々お目に見る事の無い金額で、それはその大きさのあまりに、安い折りたたみ式の財布に30万を入れて、その大金入れた財布の上を指で押さえたままを机に置き、そして離すと、お札の厚みでに耐えきれず、まるで貝柱を切られたシャコ貝のように、パカっと開く様を見て、見ろよお札が入りすぎて開いちゃうよHAHAHA、とアメリカンジョークに似たやり取りをして同僚と笑い合うくらい、まさに笑いが止まらない状況となってしまいます。

そしてその状況に酔った僕は完全に調子に乗り、そんな財布の冗談くらいの金持ちアピールくらいなら笑って済ませられますが、この後とても酷い散財に走る事になってしまいます。

どんな酷い散財かと言うと、それはスロット以上に稼ぎたくて、10万20万とロト6や宝くじを買いまくったり、肉欲を満たすためにデリヘルを呼んでムフフな事をしたり、さらには渋谷の109でブランド物の高めのコートを買ったり、それと承認欲求を満たすためにバイトに寿司を奢ったりと、欲の塊みたいなお金の使い方をしてしまいます。

これはもう、やりたい放題で遊ぶ3歳児かのような酷いお金の使い方。

まさにミリオンゴッドがもたらしたバブルなせるみわざ、言うなればミリオンバブルと言ったところでしょうか?

そんなミリオンバブルが到来していた時、たぶん人生の中で一番の絶頂期を謳歌してる日々を過ごしていたかと思います。

ゴッドを引けばみんな喜んでくれる。

こんなにも人には注目され、こんなにも承認欲求が満たされた時は、後にも先にも無かったかと思います。

しかしそんな金の使い方をすれば、当然ながら100万近く勝っていようと、お金はみるみる減って行きます。

しかし、それでも、この時の僕は、またゴッドを引けば良い、そう信じて疑っていませんでした。

しかしその頃から連勝街道にかげりが見えてきました。

それもそのハズです。元々そんな引ける台では無い、むしろ負ける時はクソ負ける台だからです。

1/8192で引けるPGGをを引けば勝てるとは言え、PGGは確率的に一日一回引ければ運が良いレベルだからです。

しかも1/8192と言うのは、毎ゲーム事その確率で抽選してるため、当然ながら分母の8192G回せば出ると言う物じゃありません。

そしてその抽選方式のため、当たり確率1/99の甘デジ台でさえ、1000回転、つまりは当たり確率の10倍ハマりをする事は、遠隔やって無くても起こり得る事でした。

その事から考えると、1/8129となれば、その10倍ハマりは81290回転となるので、そのゲーム数を考えると、昔の4号機は今の5号機より早く回せ事もあり、10000Gは一日で回す事が出来たので、単純に一週間以上はPGGが出ない台も可能性的になくは無いと言う証明にもなるのです。

もちろんそれ以上ハマる事も…。

そしてその間に費やすお金は、言わずもがなとんでも無い金額になる事でしょう。

ちなみに私がミリオンゴッドを打って一日に最高に負けた金額は15万ですが、そのくらいの金額なら今ある初代ミリオンゴッドの後継機である凱旋を打てばそのくらいは行くと考える人もいるかと思いますが、問題は金額では無く時間、僕がそこまで負けるまでに費やした時間は開店から打って15時の時点、つまり5時間で15万が溶けたのです。

これはある有名スロットyoutuber、ペカるTVのゆうちゃろさんが、相方のモウちゃんさんと凱旋を連れ打ちをし、二人とも大きな当たりを取る事が出来ず、16万と言う大金が溶けた話がありましたが、初代ミリオンゴッドはたった一人そして5時間と言う短い時間で同等の金額が溶けると言う、恐ろしく金を吸い込む、まさにカイジの沼を彷彿させるような恐ろしい悪魔の台なのです。

そんな悪魔の台で、設定も入ってない状況で、そしてヒキも無くなれば、100万勝とうがあっと言う間に無くなると言う事は言うまでもありません。

そんな感じに、僕はついに打つ手持ちのお金が無くしてしまいます。

しかし今まで簡単にPGGを引いてた事による、部下や上司の羨望の眼差し、今度はいくら勝った? そんな風に、もはやミリオンゴッドを打たせれば勝って当たり前のような目で見られていた僕は、そこでどうしても、今までの勝ったお金が全部無くなってしまったと、今思えば意味の分からないプライドが邪魔して言い出す事が出来ず、ついにある事に手を出し、軍資金を作ってしまうのです…!

と今回のお話はここまでです。

次回、初代ミリオンゴッドで負けだしたらどんな有様になるのか? それを語ろうと思いますので、良かったら見てみてください。

それではまた。