こんにちわどうも、てんたまです。
先日の話ですが、家にありました古いVHSのビデオテープの中に、昔テレビで撮った幽玄道士4が入っていて久々に見たのですが。
何だかそれを見ているうちに、幽玄道士が大好きだったあの頃。
中国に不思議な魅力を感じていた、熱い小学生時代を思い出してしまい、これはもう語らずにはいられないっ!
───と言う気持ちになってしまい。
まあと言う事で、今回の記事は幽玄道士についてご紹介しようと思います。
幽玄道士とは?
さてこの幽玄道士とは何なのかですが…。
知らない人でも、タイトルの雰囲気で中国の作品である事は分かる人は多いかと思いますが、どんな作品かと言いますと、死んだ人間がキョンシーと言う化物になって甦り人襲う───。
いわば中国版ゾンビ物映画です(ゾンビと定義するのはまた違うかも知れませんが…)
それが今回ご紹介する幽玄道士と言う訳ですが。
実は最初にこのキョンシーを題材に使った映画の始めては、霊幻道士と言うキョンシー映画で、こちらは香港で作られましたが。
この幽玄道士は、その後に作られた言わば亜流キョンシー映画で、こちらは台湾で作られました。
子供の頃見た時は全く気にしていませんでしたが、霊幻道士と幽玄道士はそんな違いがあったのですね…!
また幽玄道士は登場人物には子供が多く出演していたからか、当時の私は、霊幻道士よりも幽玄道士の方が強い共感を感じ、面白く感じていたと思います。
たぶんですが、私だけの話では無く、当時子供受けしていたのは幽玄道士の方では無かったかな? とも思います。
何故なら幽玄道士は映画の枠だけでは収まらず、テレビドラマシリーズも製作されたからです。
しかも日本のみ放送する事を前提にした作りだったとか…。
そして放送時間も、確か夕方ゴールデンの時間にやっていたような気がするので、子供がアニメを見る時間帯に放送していたと言う事は───やはり子供に人気があったからだと考えられますよね。
キョンシー世代、三十代後半のアラフォーな皆様も。
まあ霊幻道士の方が好き、どちらも好き、と言う人は勿論いるかと思いますが、作品の優劣を決めるとかそんな話は抜きにして。
軽い気持ちで考えて。
キョンシー映画を見ていた子供の頃、どちらかと言うと幽玄道士の方が好きじゃありませんでしたか?
まあ───実際は、どちらが上って言われても、そりゃ甲乙つけがたい物になるとは思います。
それぞれ思い入れがある人も多くいらっしゃると思うので、そこら辺は難しい話になりますね。
まあそれでも、霊幻道士がキョンシーの認識を広めて幽玄道士がより面白くした、と言う感じはあったのではないか?
だから幽玄道士の方が面白かった。
面白かったから映画もドラマも沢山出た。
個人的にですが、小学生の頃からちょっとそう言う風に、霊幻道士と幽玄道士、この二つの作品にはそう言うイメージを抱いていました。
とは言え、まあ結局は好みの話に帰結しますので、どちらが面白かったか? と言う話はここまでにして。
まあどちらにせよ、あの社会的なキョンシーブームが起きるためには、どちらも欠けていけない物であった事は確実だったと思います。
そう凄かったですよねあのキョンシーブーム。
流行っていた当時は、皆で小道具を作ってキョンシーの子芝居する、そんなごっこ遊びみたいな事を、良く学校の友達と一緒にやったりしましたよね。
黄色い折り紙でお札を作ったり、キョンシーみたいに跳ねて近づいたり───。
そんな遊びが流行るほど当時の子供熱狂させた、キョンシー映画、その片割れが───幽玄道士なのです。
ここが面白かった幽玄道士
キョンシーの魅力
物語の題材であるこのキョンシーですが、まあ死体が化物になるのでゾンビみたいな物ですが、厳密に違うところは。
まず欧州ゾンビの動きは鈍かったり早かったりしますが、基本人間の動きで行動しますが。
しかしキョンシーの場合。
手を常に前ならえの方向に向け、姿勢は直立不動のまま小ジャンプ(時には大ジャンプも)で行動します。
そして人を襲う時は、肉を食らうのではなく噛みついて血を吸い、吸われた人間は同じくキョンシーになってしまいます。
また昼間は動く事が出来なかったり、魔除けのお札をおでこに貼ると動きを止められるなど。
霊的な力が設定に強く介入しているので、ゾンビと言うよりもヴァンパイア寄りの設定に近いかも知れませんね。
また、さらに欧州ゾンビと違うところは、キョンシーは腐らないので、体に酷い損傷を受けない限りは、ゾンビ特有のヌルグチャな、グロ表現がほぼ無いので、そう言うのが苦手な人でも安心して見れる作品でした。
その見やすさから、子供でも容易にその世界観に入り込み、物語を楽しめたのかも知れませんね。
道士のアクションがカッコイイ
次に幽玄道士に魅力を感じる事は、道士がやる、まじないのアクションでしょう。
まじないのアクションと言うのは、キョンシーと戦う法術をやる時にやるアクションで、中国ポイまじないの儀式に、カンフーのようなアクションを取りいれた、派手な動きする作中のまじないの儀式みたいな物で。
訳の分からない動きなのに、子供ながら、何となくそれっぽい物を感じ、これも幽玄道士に夢中になる要因の一つになりましたよね。
祭儀用の木刀を振り回しながら踊り。
「ハイハイハイハイ!! えーい、やっ!」
で蝋燭に火が付く、これだけで最高にカッコイイ(笑)
テンテンが可愛い
幽玄道士の何が面白い?
テンテンが可愛い。
幽玄道士が好きで見ていた人は結構そう思う人が多いでしょう。
このテンテンとは、リュウ・ツーイー現シャドウ・リュウが演じた、幽玄道士に登場する女の子で。
キョンシーと戦う術を知っている道士である金爺さんの孫娘で登場し、当時はそのキュートさからメロメロになった小学生の男の子は多かったのではないだろうか? と思えるほど可愛さを誇る子役だった。
またテンテンは、先が手の形をしているハエ叩きのような武器に、特製の魔除けの粉を付けてキョンシーを叩くと爆発して吹っ飛んでいくシーンがあり、作中はそれが結構キーになった演出であった事から、キョンシーのようにテンテンに叩かれたいファンもいた事でしょう(笑)
魅力ある俳優たちの掛け合いが楽しい
当時子供のだったから共感できた、テンテンを始めとする孤児、チビクロ、デッパ、トンボ、スイカ頭など、少年たちの掛け合いも良いですが、その他の登場人物。
優しくて頼りになるけど、肝心なところでちょっと抜けてしまう金爺さん。
少しだらしない所があるけど、面倒見が良くて正義感が強い親方
基本的に嫌な奴だけど、どこか憎めないデブ隊長。
などなど、魅力あるキャラたちの面白おかしい掛け合いは、今でも面白い!
終わりとまとめ
今回幽玄道士を紹介したのは、幽玄道士4を見たからでしたが。
この幽玄道士4は、たぶんシリーズの中で一番駄作と感じた人は多くいそうなシリーズ作ですよね。
それは何故か?
実は幽玄道士4にはテンテン役だったシャドウ・リュウが出てないのです。
少しネタバレですが、4は、話の内容がテンテンが成長した話にしてしまったからです。
そのためテンテン役はリン・シャオロウに変わってしまい、孤児や親方も、確か配役が総替えになってしまい、たぶん今まで幽玄道士シリーズを見てきたファンは結構困惑した作品になったかと思います。
まあ4はそんな感じの作品になってしまったのですが、私はそれでも、4は結構好きな方だったので、まあそれを久々に見て、その変らぬ面白さに感動して、今回レビューした次第でした。
良いですよね幽玄道士シリーズ。
元々日本向けに作られてたからか、ついクスリと笑ってしまう、ノリの良い展開も楽しいし、何より物語に道徳を重んじている正義みたいなのがあるのが、とても良いですね。
物を盗んではいけない、人殺しをしてはいけない。
子供が主役なので、たぶんより気を使って物語を構成しているから、そう言う悪い事は悪いと、ちゃんと伝わる作りになっているのかと思いますが、キョンシーと戦う少し暴力的な物語でも、そう言った正義が守られていると嫌悪感無く見れて良いですよね。
そう言った事が守られてて、魅力ある登場人物が、敵であるキョンシーと戦うカンフーアクション!
そして、そんな戦い経て成長していく少年少女の物語───。
それが一つになっている幽玄道士の面白さは「素晴らしい」の一言ですね…。
これは最初から見る価値ありの、古き良き時代のお勧め台湾映画です!
興味が湧きましたらこちらをどうぞ!
幽玄道士DVDBOX、幻のシリーズ5が収録!
またこちらのDVDBOXには、なななんと、日本では未公開の幽玄道士5が収録されているらしいです!
私も4までしか見てなかったので、これは幽玄道士ファンなら買ってみたいところですね!
また テレビドラマシリーズになった来来キョンシーズのDVDBOXもありました!
こちらも昔テレビで見ましたが、また一から見てみたいですね!
それにしてもこの頃の中国や台湾など、中華には不思議な魅力がありましたよね。
ジャッキーチェーンとかアグネスとか、そして日本のアニメでも、マクロスのミンメイとか、乱馬1/2とか、特撮じゃ魔法少女ちゅうかないぱねま! など。
中華的な雰囲気の物は多く題材に使われ、当時の日本を魅了しましたが───今に至っては、放棄された石炭の鉱山のように、魅力を感じる中華作品は最近見ないですよね。
アニメなどはそこそこ進出してますけど、でも違うこれじゃない。
もっと幽玄道士のような。
チャイニーズゴーストストーリーのような。
そんなSFX技術満載の中華ファンタジー映画もたまには見たいですよね。
何かとリメイクが流行っている今日この頃。
幽玄道士もシリーズ1からまたリメイクで作らないかな思います。
出ると良いな新幽玄道士…!
まあそんな事を少し妄想しながら、今回のお話は終わりにしようかと思います。
ではまた次回の記事でお会いしましょう、それでは!